連休も最後。
都内は空いていて、繁華街を除いて、何をするも楽。
静かだったし。
好きな音楽を聴きながら、勉強にはもってこいだ。
で、大阪の民俗学博物館で出会ったテーマ
“イヌイット”の本を読む。
カナダの北方に住む狩猟・漁撈の民の歴史や現在。
地球環境の激変にともなって、なかなか楽観できない状況だ。
人も動物も。
獲物がいない海。
流氷が分離して流されていくホッキョクグマ。
ベテランのハンターですら遭難する、先の読めない異常気象。
オゾンホール。
イヌイットの主要なたんぱく源である海獣の体内に蓄積されるPCB。
北極圏に集まってくる有害物質や放射性核種。
世界中“問題”山積だが、自然環境は苛酷でも、人口集中地域に比して平和なイメージの極北にも、ハードな人為的難問がこれでもかと襲いかかる。
罪深き星=地球。
平和な休日の自分の机から見える世界は、まったく・・・