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いよいよ

土曜日から

「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」堂々公開!

劇場へ!!

 

 

 

ずいぶんと涼しくなってきた。

窓を開けて寝ていると、ちょっと寒い。

一昨日の夜は川崎で深夜撮影し、そのまま「朝日狙い」で横須賀へ。

猿島、千葉、東京湾を見渡せる大好きな丘の上の公園。

素晴らしい場所だ。

暗いうちからカメラを陣取る。

しかし、雨が・・・

眼を凝らすと(地元の日の出同好会?的)おじさんたちが教えてくれた日の出ポイントがうっすら赤くなっている。

が、雲だらけ。

天気予報は曇り。

撮れる可能性は低い。何しろ雨。

ただ広域天気図は東の洋上に台風が通過していて、なんとなく経験的にそんな時は、幻想的な雲の動きの中に、太陽が見え隠れする・・・予感がしたから強引にスタッフを引っ張った。

でも雨。ミスジャッジか。

ダメか・・・と思っていた時、

経験豊富な(日の出同好会??たぶん・・・)おじさんがポツリと

「来るな・・」と。

信じられなかったが、数十秒後、小雨ぱらつく中、限界まで真っ赤に空が染まり、

まるで赤玉ポートワイン(古っ)、いや華札(?)の図柄のような真っ赤な太陽が完全な形で音もなく、いや微かに“日の出音”を房総半島に響かせながら登ってくるではないか!

やった!

これぞ日の出!

完璧だ。

Tシャツ一枚でちょっと寒かったし雨にも打たれたが、感動で忘れ去り。

自然を相手にジャストヒットな撮影はなかなか難しいが、こんな光景が撮れただけでも、

「やっててよかった」と思う瞬間。

だからやめられないのだ。

同じように人工的なシーンでも“神懸り”な瞬間はあるわけで、だからやめられないのだ。

本当はその勢いで横須賀の朝を撮り続けようと思ったが、

なんだか達成感で「じゃ~おつかれ~」と帰宅。

 

 

そしてその午後。

いろいろあった「BECKの夏」もほぼ終了。

キャスト、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした。

明日また日の出(その2)から深夜まで横須賀をうろつく予定だが、99%終了。

そして怒涛の「仕上げ祭り」へ。

編集編集編集!

CGCGCG!

音音音!

スタッフにはこの勢いがおわかりいただけるはず。がんばります。

 

 

くどいですが

8月29日

映画「20世紀少年<最終章>ぼくらの旗」

全国東宝系大公開!

当日は舞台挨拶に出ます。

夜は恒例オールナイトニッポンに出ます。

あ~緊張する。

 

そして

奥穂高登山が近くなってきた。

今日から登山靴はいて近所の階段とかを『一人縦走』する決意。

へんなおじさんだ。

好天希望!憧れの涸沢カールよ。

 

 

 

 

コメント (7)

Ryosuke [TypeKey Profile Page]:
こんにちはRyosukeといいます。 初めて書き込みします! 「世界の中心で、愛をさけぶ」や「明日の記憶」などのころからずっとファンでした。 僕も映画監督を目指して勉強しているのですが、堤さんのカメラワークが大好きです。 勝手ながらとても参考にさせてもらってます!! 「20世紀少年」第1章、第2章とも見させていただきました。 あの不気味さと迫力は心に響きます!あんな風に光と音を操って世界を作れる監督になりたいです。 第3章、とても楽しみにしています!! いつか修業の過程でお仕事ご一緒できたらいいなと思っています。 そのときはよろしくお願いいたします。
すむたれ [TypeKey Profile Page]:
赤玉ポートワイン(笑)!! 日の出音! 凄い楽しそうです! 最高の映像なんですね、きっと。おめでとうございます!
のん [TypeKey Profile Page]:
雨の日の出って、すごい赤だったのでしょうね。日の出音ってどんな音なのでしょう。ゴォーとか、、前に無音の音ってどんな音ですかとかいたら、はじめてお返事いただいて、すごくうれしかったのですが、悲しくて、、遠い日のことですね。日の出は、いいですね。20世紀少年、ともだちのヒント見ました。あれはヒントではなくて、ほぼ答えだったような。 最初から、そうだと思ってましたが、、同窓会の時、挙動不審な目でしたし、塔の中の全身が映るシーンが特に、、あのお方にしか見えないような、膝から下の感じが、、ともだちはどんなメイクで現れるのでしょう
20century [TypeKey Profile Page]:
先程、舞台挨拶と共に「最終章」を拝見しました。ラスト10分は本当に良かったです。私個人的にはラスト5分に感動させられました。正確には救われたという表現が正しいかもしれません。この映画の中では、大量殺人や破壊行為がたくさん行われ大きな衝撃を受けました。うまく表現できないのですが、ラスト10分を観ることで、刃物で傷つけられた傷口を治してもらったような気持ちになりました。原作に忠実に映画化されていた中で、ラストの10分は「20世紀少年」の世界を大きく拡げた効果があったような気がします。先週の水曜に試写会に参加してまだ日が経ってないのですが、最初から全然目が離せませんでした。1週間程して再度じっくり観たいと思います。素晴らしい作品をありがとうございました。
Marie [TypeKey Profile Page]:
初日舞台挨拶お疲れ様です堤監督。
「20世紀少年〜最終章〜ぼくらの旗」観ました。

凄い派手な画面に圧倒されながら、あっという間にラスト10分になってしまいました。

ラスト10分…泣きました。この10分の為に今までの第1章・第2章はあったといっても過言ではないと思いました。ダイジェストがきいてますね。
決して重苦しくなく…でも深かったです。泣きました。午前と午後二回観ましたが、二回とも泣きました。
今日も投票の後に行きます。気持ち良かったです。有難うございます。

ラジオ…スタンバってます。頑張って下さいね。


へんなオジサンじゃないですよ。階段昇降は凄く助けになると思いますから、イメージトレーニング楽しんで下さい♪


「BECK」の夏を飾る奇跡の朝日…映画館で拝見出来るのを楽しみにしています。


言葉にならない熱い想いを魅せてくださって、有難うございました。また観に行きます。
ロミとうみがめ [TypeKey Profile Page]:
20世紀少年を観て、映画館で大事なキーホルダーの付いた鍵を落としてしまったのですが、今日無事に届きました。 大きな映画に込められた小さなロックなメッセージが、届けてくれた方から改めて伝わった気がします。ありがとうございました。 堤さんこれからも頑張ってください。海上の道から応援しています。
MOTIKKO [TypeKey Profile Page]:
監督、ラジオお疲れ様でした。 今回は聞き逃さないよう、記録に残せるよう、録音体制を整えて挑みました。 そして、前回読んでいただけたので、今回は無理かな〜と思って、一緒にエキストラ参加した彼氏とメールを送りました。 髪型についての質問してみたら、見事当選しました。 あ〜よかった。嬉しい。 心おきなく台風の中、映画を見に行けます。笑 ベック頑張ってください〜!こちらも楽しみです。

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2009年08月26日 11:29に投稿されたエントリーのページです。

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