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時差ぼけ

予想通りというか

案の定というか

ものすごい時差ぼけ

夕方以外、いつでもなんだか躁状態で、寝ても、いろいろ考えてしまい、すぐ起きてしまう

テレビを見続け

飛翔体(人工衛星?)やら

アフリカハゲコウの一部始終やら

オバマの演説やらが気になり

本当にやるべきことが

うまく進まない

まあ、徐々に調整できるだろうが

「朝型」に純化したい

夜は早く寝て

朝早く起きて、三文の徳をゲットしたい

集中せねばならないことがたくさんあるからだ

 

 

3日

東放学園入学式

中野サンプラザでニ回し(←業界用語だな)

数分の応援演説をしなくてはならないのだが

言いたいことがぐるぐるしてなんだかうまくまとめられず

ちょっと「すいません・・・」なカンジだった

やっぱりオフィシャル向きな顔ではないなあ・・・と反省

今後は大勢様相手の真顔な場所の一人喋りはなるべく避ける方向で・・・

相手の顔が見える小さなところでなら何時間でもアリですがね・・・

まあ、人に話すべき内容などないし

その前にもっと自分が勉強しろ・・なのです

とはいえ30年前の自分が会場にたくさんいて

「キビシイけど、サヴァイバル!せえよ」ははっきり言いたかった

その中身は

「その気になれば(システム的には)今日から“映画監督”なんかを名乗れる時代だけど『(誰にも負けん)はっきり信じられるもの』一個持っているか、『(本当に)何も信じられない、でもなんかしたい!』と思う、どっちかの立場しか、この超キビシイ時代、生き残れない、なぜなら私たちは学歴も七光りも資格もない、自分の体一つ、頭一つしか頼るものはないのだよん、許しあえる友達は必要だけどね・・・その心構えを2年間で獲得せよ、すいません寂しい話で・・・」

ということを言いたかったのだが、まとまらなかった

不徳の致すトコロだ

別の機会に伝道OBしたい

 

その後

入学式スーツを着たまま

リーディングドラマ「もしも、キミが。」の仮本読み

台詞やら映像やら音楽やらをチェックしながら“不備”を探そう、と思ったが、時間切れ

リーディングとはいえしっかり計算が立たないと幕は開かない

まだまだ相当、手間かかるかな・・・

 

その後

会議いろいろ

気になることだらけ

 

4日

映画「20世紀少年 最終章」DLPラッシュ

けっこうすっきりうまくいっていると一方的に思っていたが

また暗礁に乗り上げる

この作品、本当にタダモノじゃない

 

再開発で「あれっ?ここがこんなに・・・」と変貌する下北沢・駅前劇場

大好きな劇団トラッシュマスターズvol13

「elevation~幸福の難民」

作・演出 中都留章仁

二つの時代=2幕の中に、落としたトーンで張り巡らされた緊張感

小さな「出来事」「事件」や、細かく作られた人物の「性格」が、後半、“映画的”なまでの大事件に昇華する

すごい、と思った

また役者がうまいと思った

この時代、「生き辛いまでの破滅観」を持った中津留氏の本領を見た

美しい、とも思った

参加できる役者がうらやましい

拍手である

 

終わって

皆とシモキタ飲み

ゴー!ゴー!サンデーズ!

時差ぼけもあり一人はしゃぎ倒し

5月のザ・スズナリの決意も新たにする(がそんなことはトラッシュの皆さんにはカンケイない)

 

夜桜に

想い複雑

 

5日

大森で素敵な家族と会う

子供の純粋さ

大人の“運命”について考える

桜を見ながら、歩く

 

本日

4時に起き

(朝型過ぎ!)

素晴らしい夜明けを見る

空に

「く」と書いてある

窓を開け、写真を撮り

この数日のことを考える

異国の落雷や竜巻

ギンズバーグやケルアック

いろいろな、やるべき映画や舞台のこと

先にある「自分」のこと

ぐるぐる

 

やっぱりちょっとヘンだ

しっかりしなくちゃ

月曜日

 

 

コメント (1)

chapu [TypeKey Profile Page]:
監督、時差ぼけは、幾分戻られましたか?  私は、今夜も三文の徳をゲットできそうにありません・・ いえ、遅く寝ても、早く起きます。 うぅ・・・ **   ところで、東放学園での数分の応援演説、お疲れ様でございました。  私が思うに、堤監督が学園に来て、応援演説を入学式で聴けるなんて 新入生にとってナンテ恵まれた環境なんでしょう!ですし。 監督のオーラというか、前に立っていらっしゃるだけで、貫禄あるでしょうから、彼等も彼等なりの感性で、今気が付かなくても、将来、堤監督の様に監督や映画に携わる方々、一人一人が、いい経験・教訓だったと 思われることだと信じています。  *   私は、新入生では、とんでもありませんが、今、自分が向かっている事に対して、監督のおっしゃりたいことは、とても、いい刺激となりました。 どうも、ありがとうございます!   **   朝方のあるテレビ番組で、アフリカの広大な砂漠で、色んな種類の動物たちの親子や集団が 生きる為に、敢えて厳しい環境・場所で、生きている様を見ました。(例えば、ある野鳥達は、天敵が来づらい為、50度もある広大な砂漠地帯で、隣の鳥に互いに突かれない程度に 距離をとり 、砂を輪の様にした真ん中で 卵を暖めて一時期を過ごしていました。ものすごい数でした)  *   私たち、人間は、落ち着いて考えたら、何を小さな事で めげたり、嘆いたりして、どうかすれば、命を落とそうなんて、そんな事を考える人がいるのでしょう。  今こそ、人間は、「大自然や大自然に生き抜く生き物達」から、学ぶ心を 持つことが、必要なのではないでしょうか。   動物、生き物が 自ら死にたくて 自分の意志で命を落とすなんて、見た事も聞いた事もないですよね・・。   監督のブログから、毎回、元気を貰って、毎日の活力にしています。 これからも、前向きな 誰にも負けないものを一つ掴まえる為に 私も日々(早めに寝ることもそうですが/苦笑)、努力していきたいと思っております。  おやすみなさい、堤監督☆

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2009年04月06日 04:29に投稿されたエントリーのページです。

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