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ブログ

 

 

人のブログは読まないことにしている

ほとんど他人には興味のない出来事が多いし

(私のブログもその典型だ)

評論も救いのないものだらけ

(それが評論の本質か)

またいい文章を発見すると自分の表現力のなさがいやになってしまう

(そりゃ勉強をしなかった自分が悪い)

個人の呟きが無数にあるやっかいなメディアである

(それがブログさ)

mixiにいたってはその“開かれた”排他性に恐怖すら覚える

(友達いないから)

 

 

でも例外が数人いる

尊敬するケラリーノ・サンドロヴィッチ氏のブログは更新もマメで興味深いことだらけ

正直で強気でアグレッシブで優しい

日々の創作のご苦労と交友記

多くの人々の中での孤独

もちろん芸術性では彼岸の方であり

私なぞと同列に論ずるべきではないが

共感できることが多い

最近のお言葉であまりにも感動した一文を無断掲載させていただきたい

人に見せる作品を作る者として心に留置きたい名文・・・

 

「作品の中に全てがある。

作品がすべてを救ってくれる。

もちろんそれは妄想だろうが、妄想から醒める暇もなく、ひたすら、作る。作り続ける。

そうして、気がつけば死んでいるのだ。

それはそれで素晴らしい人生ではないか。」

 

こうありたいと思う

死ぬことも忘れて作り続けたいです

 

 

 

今日も編集

せっかくの晴天なのに

もうすぐ怒涛の撮影の日々

 

 

 

コメント (6)

Marie [TypeKey Profile Page]:
唐突にピーカンな梅雨の中休みですね、監督。きっと今日の夕空は綺麗でしょうね。o(^-^)o◆ブログは確かに共感する部分がないと、退屈な字面でしかありませんよね。()内の心の言葉はいらないと思いますよ。(^-^)◆評論は確かに目安になるかも知れません。でもあくまで好みと主観の問題なので絶対って訳じゃないし。評論がイマイチでも、観たいと思う人もいます。ケラ様の「作品の中にすべてがある。」って言葉は観る側の私も激しく共感します。好きな作品はタトエ人気俳優が出ていなくても、大金払ってでも観に通います。作品の見方は、俳優を見に行く人、音楽に魅かれる人、監督に期待する人、映像にのめり込む人etc…人それぞれですから。一番確かなモノは、ソコに存在する作品そのものでしかないんだと思います。その事にああだこうだと批判する人達には…時々腹もたちます。逆に勝手に「この人のココの右に出る人はいないっ!」って安易に叫ぶ人達には「ソコだけじゃないだろっ!分かんなかったら何回か通ってちゃんと作品観ろっ!観てから叫べっ!」と思ったりもします。◆結局好みと主観なんですよ。評論なんて書ける特別な人達は観客のほんの一握りですよ、監督。撮ってください監督。監督が「面白いっ!面白過ぎるっ!いいのかっ!?こんなに面白くてっ!( ̄□ ̄;)!!」って感じる作品に共感する人達が、やっぱり最後までファンとしてずっと応援していくんだろうなぁって思っています。私もずっと応援していきます。(お嫌かもしれませんが…汗すみません。)◆「死ぬことも忘れて」ってありますが、妖怪の様にいつまでもずっと撮り続けてください。楽しみにしています。◆編集、美味しいモノを食べて、綺麗な空や雲観て頑張ってください。ではでは。p(^^)q
りんご [TypeKey Profile Page]:
監督、こんばんわぁ^^
監督は、人のブログは読まないのですね。
私はちゃっかり、監督のブログ楽しみにして、勝手に読んでいます。
と、いうか習慣になっているみたいです^^
ですので、勝手に応援させてください♪
それでは、編集に撮影、頑張ってください*^^*
ぉおおっ。沁みる言葉ですね。ケラさんの一文。///不思議ですよね、ブログって。‘全体に公開’日記ですよね。‘世界に公開’、パソコンでケータイでどうぞ!ですよね。もしかしたら、宇宙人も堤監督の日記をブックマークしているかも、ですよ。///思い出していたんです。何年前かなぁ、「自分のブログを見ている人は、せいぜい5、60人だと思っていたら、実際の閲覧者数を知って驚いた」と、堤監督が日記に書いていらしたこと。リンクを貼った私のブログに、堤監督の日記にいれた私のコメントに対して、不愉快だと書き込みがあったこと(これも随分前のことですねぇ)。コメント受け入れされる形のブログが再開されて、ちょっと驚きつつ、堤監督にとっては、その形が何か意味があるだろうと、思ったこと。そして、再開されて、とても嬉しかったです。///こうして、堤監督の心の琴線に触れた言葉を知ることができて、きっと誰かが「何かを感じて」「よっしゃ、オレもがんばるか」とつぶやいていると、思うんです。宇宙人は、オレって言うのかな?
EANAH [TypeKey Profile Page]:
初めまして。 某芸術大学の4年生です。 映像作家を目指して入学した大学でしたが、 その作品の妄想に入り込めず、3年が過ぎました。 堤監督をはじめ、 私の憧れる人は、 いい意味ではちゃめちゃな大人な気がします。(←勝手なイメージ) 私は憧れとは対照的に、ド真面目です。 「あんな人になりたい」 という憧れが自分の中でどんどん歪んで、 「これが私のやりたい事」 と勘違いしちゃってたのかな?と考えてます。 もうそう考える事が既に生真面目。。。 でも、この日記を読んで、 やっぱり作品の中で生きてみたいと感じる今日この頃でした。
星の海 [TypeKey Profile Page]:
堤監督、実は「明日の記憶」今週末見に行こうと調べたところ、昨日で終わっていました。ほんとに残念。ただ今日クライアントの人と日本食レストランで一緒に食事をしたのですが、その時に彼はすでにPASADENAの方で見てまして、最後は涙が止まらなかったと言ってました。またどこかでやらないでしょうか。。。渡辺謙さんが「明日の記憶」の本を買った本屋さんはわたしがよく行く本屋さんだったので感激しました。これから梅雨の時期ですが、雨に負けずにがんばってください。(日本の梅雨はシアトルの雨に比べたらひよっこです。笑)
pianissimo1 [TypeKey Profile Page]:
インターネットが普及して、”活字の強さ・重み”を特に感じ考えさせられます。とっさに思い感じた事を口で言ってしまうより、それを文字で表わす時に、文字がもたらす、辛辣さ、強さなど...。  アート・芸術に携わるという事は、精神的な孤独に耐えていく事なのだと思います。 ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、どのような舞台や映画をお創りになられるのでしょう。きっと素晴らしいのだと思います。 この週末は、どうぞ良い時間をお過ごしください。

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2007年06月15日 14:48に投稿されたエントリーのページです。

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