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WATARIDORI

「WATARIDORI」とそのメーキングをDVDでみる

信じられない労作だ

「コヤニスカッティ」

「ボウリング・フォー・コロンバイン」

表現方法は違うけれども私が感動したこれらの優れた“実写”作品は徹底し透徹した“意志”に貫かれている

それはまるで疑いを知らぬ子供の精神のようだ

純粋で美しい

常識めいた批判など寄せつけぬ

「地獄の黙示録」や「ポンヌフの恋人」にも近いモノを感じる

「映画は“世界の再構成”なのだ」というテーゼは傲慢だと思うが、作家としての使命感があれば当然である

いつかは私もその“意志”を武器にできるのだろうか

なんらかの“必然的”結果を出せるのであろうか



ちなみに「WATARIDORI」の日本語ナレーションは尊敬する久世光彦さんの脚本演出

ひとことひとことが心に沁みる

その目線の優しさに思わず深く頷く

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2004年01月30日 19:56に投稿されたエントリーのページです。

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