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連休

なんか連休って、

連休終わるとすぐ来ない?

我々「曜日関係ない業」は高速道が混むので、ううむ、といったカンジだ。

 

4日、5日と衣装合わせ。

映画「BECK」の打ち合わせ。

 

6日

新作のなが~い打ち合わせ。

 

7日

ロケハン。美しい湖畔は寒かった。

昼食の特徴ある地元パスタが、体も心も温める。

しばれるねぇ・・・

夜、映画「まぼろしの邪馬台国」で知り合い、いつも元気をもらっている

「スタイリスト業の草分け」高橋靖子さんのトークライブを聞きに行く。

去年、私も出演させていただいたスパイラルホールにおける「劇的3時間SHOW」である。

かつて流行の先端であった原宿セントラルアパートを根城にし、NY~ロンドンを行き来し、

T-REXやデビットボウイと係り、

数多のCFや映像で独創的な“仕事”を成し遂げ、

現在も元気100%の68才。

楽しかった。

過去を回顧するだけでなく、「50才過ぎて、仕事が楽しくなった」という超ポジティヴな姿勢。

「納得できる楽しさを探し、見つけ、喜ぶ」精神的健康優良児。(失礼!)

この方こそ自慢できる人生の先輩だ。

 

 

8日

台風の風の中、アサイチで免許更新。

金髪のIDもこれでノーマル化一歩前。

残すは学び舎の学生証のみ。

一時間の講習(進路変更違反を一回したので)は、

福留アナの饒舌な“警告ビデオ”に見事に教化され、

シートベルトは後部座席もせにぁいかん!

ケータイ運転ぜったいダメ!

酒酔い運転もってのほか=人生棒に振るぞ!

運転していて直前まで発見できない「夜の黒い服歩行者」にはならないぞ!

等々、模範的な交通安全精神武装ができた。

なんか得した気分。

 

そして

調布の東京現像所で映画「BECK」のなが~い試写とか打ち合わせとか。

 

9日

午前中から調布の日活で衣装合わせ。

夕方まで台本研究。

来年の舞台の打ち合わせで超売れっ子の作家の方と、いつもお世話になっている超多忙なネルケの松田氏と中目黒で食事。

またその店が極素敵な和食店で、びっくりするような出会いがあり感動。

 

10日

朝からロケハン。

連休初日、東北道は大渋滞。

渋滞覚悟お得な1000円ラインと通常値段(あるいは特急料金プラス)でいいから渋滞なしラインと分けてくれーと心の中で叫びながら約3時間缶詰。

でも、某県某所の古びた建造物の侘びさびに感服。

屋根を樹の枝が貫いていた。

そして真っ黒な積乱雲の下を走行、にわか雨にやられるが、見え隠れする夕陽が美しく、“空趣味魂”でシャッター押し捲る。

 

その後、戻って打ち合わせと編集。

映画表現の端くれにいる者として「どうしてもやりたい企画」の打ち合わせ。

人生を賭ける・・・とはこのコトか。

そして編集。

三宿の中学校を改造した、クリエイティブな会社や集団の梁山泊のようになっている不思議なスペースの一角にある編集室。

なにしろ元教室だから、なんだか窓がでかくて空が広くて気持ちがいい。

夜になると旧校庭でガーデンパーティーをやっている若き(?)クリエイター(?)の嬌声が幸せそうで、

中年監督には、なんだかとっても、うらやましいのだった。

 

11日

朝から映画「私の中のあなた」

ケイト役のソフィア・ヴァジリーヴァにやられる。

涙。

森美術館で今一番気になっている芸術家・AI WEIWEIの展覧会

「何に因って?」を観る。

展示数は多くないが、一つ一つの展示物の内的世界の“深さ”が底なしで、敬服。

造形から映像まで全く時間を忘れる。

なぜかよしもと品川花月。

次長課長の河本さんまわしの東京ダイナマイト中心のトークライブ。

初めてのよしもとライブ。飽きさせない技術を堪能。

 

さて

連休も今日まで。

午後からは衣装合わせ。

新作のインも近い。

 

がんばろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (1)

きみょん [TypeKey Profile Page]:
こんばんは、堤監督さん!>.< 私は韓国のソウルに住んでいるキミョントと申します。^^ CM撮影監督を目指している高校三年生で、 今年日本大学の放送学科を受験します。 実は、私が日本の大学で映像を勉強したいと思ったきっかけは堤監督さんの影響が大きかったのです。 それで、このようにコメントでも書いて私の足りない日本語でも監督さんに「有難うございます」という気持ちを伝えたかったので、お邪魔いたしました。 堤監督さんの作品の中で、私には「スタンドアップ!!」というドラマが最も印象的でした。 もう三年前に見たのですが、今でもスタンドアップのオープニング映像を見るだけで胸が騒ぎ出します。 率直で、可愛い青春達の恋話が私にもきちんと共感できたのです。 いくら言語が違い、外見が違っても、「愛」というテーマで全世界人の心は結び付けられるのでしょうね。 これこそ地球の神秘ぃ。(笑) このようにユモアな、それでもまたその中に堤監督さんならでの哲学が込められている作品が私は非常に大好きです!!(>_<) そして、スタンドアップのdvdに入ってある石丸プロデューサーさんと脚本の金子さんと監督さんの対談映像。 その映像は本ー当に最高です!^_^ 6話の台本を変えなければならなかった時、 「このネタとこのネタとこのネタを入れたら、そっちの路線でもっと面白くなるのではないでしょうか」とおっしゃったそうですよね。 私はそのエピソードを聞いてから、監督さんのことをより尊敬するようになりました。 撮影の状況が変わってしまっても、それに対するプロらしい姿勢を学ばせていただけました。 本当に有難うございます。監督さん。 私が将来、CM撮影監督になった時にも 是非、監督さんの独特な演出力を借りたいと思っています。^3^!!(笑) 誠に、監督さんと共に映像が作れるその日を心から願っています。 尊敬する堤監督さん! 今回の作品もきっと印象深い作品になるだろうと期待していますーv 応援していますね! 私も受験頑張りますから!(笑) それでは、またお邪魔いたします。^_^ 長い文章(;;)失礼いたしました。>.<*

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2009年10月12日 06:00に投稿されたエントリーのページです。

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