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久世先生の死を悼む

久世光彦先生が急死された

「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」「ムー一族」など私にとっての“原点”ともいえる作品を作り出され、唯一「先生」と呼ばせていただいた方だった

しかし実際に師事したことは一度もないし、お会いしたのは一度だけ

私が勝手に「先生」と呼んでいる

本当に「心の師」であった



お会いしたのは雑誌の対談だったが、素晴らしい時間だった

私の作品もごらんいただいていて、本当に恐縮だった

近々もう一度対談する計画を調整していた矢先だったのに・・・

今年から来年に発表する作品は先生に見てほしいものばかりだった

本当に残念である



久世先生がいなければ「このような私」はなかったと断言できる

いつも「時間ですよ」や「寺内貫太郎一家」の自由奔放なドラマ作りを目標にしていた

そんな作品を作りたい

私の目標なのだ

残念だ

もっと先生の紡ぐ作品や言葉を見たかった

どうぞ安らかにお眠りください




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2006年03月03日 10:17に投稿されたエントリーのページです。

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