これはいいことなのだが撮影をしている時期は「生活」の実感がなくなる
もちろん生きているわけだから「生活」は続く
が、虚構を追求し続けていると
なんだか境界線が曖昧になる
普通に食事をしていてもそれがどこかのシーンで役に立たないかとふと考えている
カメラの位置まで想像する
いかんいかん
一回頭真っ白にしなきゃ・・とか思う
もちろん混同してしまうわけではないが
かなり重なり合うのだった
特に今回のようなリアルな素材は・・・
昨日は一日撮影をして夜は品川で「宇宙戦争」を見る
本当に素晴らしい映像だが
疲れていたのでステーキ、ハンバーグ、カツ丼をいっぺんに食ったカンジ
気分爽快な時に見るべし
何べん考えてもどうやったのかわからない映像ばっかり・・・
今日は朝から長野の奥地にロケハン
素晴らしい建物と出会う
(もちろん建物の内部のモノにも感動)
近くで手打ちソバをたらふく食べ
雨の中、建造物の研究をし
雲に覆われた悲しげな山を見て
土砂降りの中、東京へもどり
品川で撮り終わったフィルムをスタッフと見る
そこには今まで自分が撮ったものとは違う「空気」が定着していた
そして皆と五反田で韓国料理
チヂミがうまい
明日も一日カメラサイド