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成城

スタジオの敷地内にあるスタッフルーム棟

その一室

4階から見える風景は

緩やかな丘陵にびっしりと家並み

まるでモンマルトル

行ったことないけど 

遠くに国営放送の技術研究施設か

眼下には小さな都市河川

いちおう郊外になるのかここにいるとなんだか穏やかな気分になる

裏の大工センターで鉢植えでも・・・・

いやすぐ近くの幹線道路(いろんな撮影所の近くを通る)のうまい定食屋にでも・・・・

それとも超高級住宅街を散歩でも・・・・

いやいや捕まるからやめとくか・・・・

なんてな

だいたい映画スタジオは郊外にあるが

ここは歴史ある老舗中の老舗だ

スタジオの入り口に立つ尻尾の長い超有名怪獣が象徴的

小学校のときそのグァガオォォォウーと鳴く怪獣を毎年見て育った私は

平然とそこで仕事をしていることがなんだか信じられないのだった

 

そんな独り言はともかく

考えるべきことは無数にある

延々と続く撮影の細かい設計図

映像、照明、音、美術、CG、衣装、化粧

台詞や動き方

特殊な撮影

決めきれないこと、わからないこともたくさんある

スタッフや俳優の知恵も借りながら一つ一つ・・・・

 

細かい努力で耳鳴りは“ほんの少し”改善されたように感じるが気のせいか・・・

「なんとか効果」か?

某超有名病院などで補聴器のようなものを一日数時間

それから低い音が出続け

幻聴である耳鳴りを心理的に緩和する治療法があると聞くが

うまくいくものか?

だいたい紹介状もないし

週に数時間しか開かない診察時間に合わせるわけもいかず

まあ耳鳴りの音はでかいが

すでに何年も付き合っているし

深刻ではない“楽観的印象”なのでもうしばらくこのまま様子を見るか

めまいが頻繁に出ると、やばいね

 

今日は平和だが

昨日は緊張の連続の出来事が朝から連続

夜終わってほっとして近くの焼肉屋

これがおいしくて・・・・

「野菜づくし」にしなきゃ!と思っているのだが

「腹八分目」にと思っているのだが

だめなワタシ

 

 

 

コメント (4)

[TypeKey Profile Page]:
このあいだ友達と一緒に映画を観に行った。映画を観終わってから彼の話を聞いて思ったのは、やっぱりこの業界で働いてると映画を観る目が変わるってこと。昔はただ単に映画観て楽しめたのに、最近は映画を観ると「あっ、そのカットを撮るのは大変そう」とか、「あっ、このシーンが回りの観客にウケてる!」という感じで映画を観るようになってきた。それに、日本の映画やテレビドラマを観ると、「あー、そのホールでのシーンTMCで撮った」とか。 でも、それが良いの。スタッフの気持ちがどれぐらい作品に入ってるか意識するようになってきた。映像、照明、音、美術、台詞、衣装、化粧等。ひとつひとつはとても大変なことだ。いいね、この「大変」。
ふらう [TypeKey Profile Page]:
雪になりますかね?郊外の超高級住宅街も、白くさらに高級な静かな雰囲気に包まれるでしょうか?     /////あ、そうですよ。めまいが出たらヤバイですよー。お薦めの耳鼻咽喉科の町医者さんを知っていますけど、評判なだけに、毎日激混みなんですよね。待ち時間の長いこと長いこと。     めまいの治療で、私は最初、紹介状書いてもらい、総合病院で脳のMRIやりました。で、脳ではなく、耳の器官がうまく働いていないせいでめまいが起こるので、その町医者さんに通っていましたよ。やっぱり時間が必要ですよね。   /////堤監督に「耳鳴りの原因徹底検査休暇」がもらえたらいいのに。そしたら周りの方が、堤監督だけズルーイってなっちゃうかな。「偏頭痛の原因徹底的検査休暇くれ」とか「花粉症徹底的防衛グッズ購入手当くれ」とか「閉所恐怖症徹底的克服修行休暇くれ」とか「ブラじゃない大胸筋矯正サポーター購入手当くれ」とか…
あや [TypeKey Profile Page]:
成城スタジオは住宅街なのに、あそこだけ別空間になっているような気がします。セットなんか組んであると、すっかりタイムスリップしそうですね。 20世紀少年の映画化すごく楽しみにしています。 原作は、昔のシーンと今のシーンがリンクしてて、これが映画になるとどうなるんだろうと、今からわくわくしています。 お体の調子がいまいちのようですが、どうか無理なさらず、頑張ってください!
motoyama [TypeKey Profile Page]:
スタジオは監督にとってノスタルジーな場所なんですね。成城は行った事無いけど大昔、何も知らずに見ていたあの情景の原点がそこにあるのかな。うらやましいな。遠いはかない記憶のなかに生き続ける心の風景。別世界。監督はそれを努力して遭遇されたんですね。やっぱり、生きているといいことあるんだなあって。 耳鳴りは監督業ならではの職業病(オーバーか)なのかな。でもクリエイターにとって五感は命(デートーベンも苦労)なので気をつけてください。まじ、でら心配だがね。

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2008年02月01日 14:58に投稿されたエントリーのページです。

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