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目の前に島

暇があれば宿舎の周りを歩く

40分から一時間

最初は寒いがだんだんうっすらと汗をかく

空気がおいしくなる

昼間は爽快だが

夜はこの辺は街灯がほとんどなくまっくら

しかし目が慣れてきて月明かりで見えるようになる

月はこんなにも明るいものか

昨夜は満月?

月が作る自分の影に「自分ではないもの」を見い出す

風もなく極端に音のない真っ暗な海岸線を歩く

湾を挟んだ遠くの丘の上に宿舎のホテルが光っている

造船所に建造されたばかりの巨大なタンカーのシルエット

綺麗だ

なんて美しい

歩き続けていると“自分の現実”をすっかり忘れる





昼間のシーンだけだと夜は宴会場でスタッフそろって食事

だいたいは鍋

昨日はチゲ鍋

なんだか小さな宴会のようになる



そして明日もがんばろうと思うのだった




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2005年12月15日 10:27に投稿されたエントリーのページです。

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