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一番最初の客

雨は大丈夫ですか?

東京はすごいことになっているらしい

台風の進路にあたる地域の皆さんもお気をつけください



さて

撮影はがしがしとこの遠方の地で進む

幸い天候はツイていて遅滞なくスケジュール消化

昨日は極めて暑かったが映画のイメージを作るうえで重要なシーンを撮影

この「作品C」はある“世界観”の土台の上に作られたストーリーなのだが

昨日はその世界観を作り上げた皆さんが現場にお越しになった

撮影はさくさくと夕方に終了

優秀なスタッフの努力の賜物である

頭が下がる ありがとう

現場編集も順調

編集担当の女性スタッフが徹夜でつなぐ

その日の撮影は次の日にはもう編集されている

素晴らしい

全体がわかる

足りないものが見える

プロデューサーの評判もいい

このままうまくいけば「撮影終わり荒編集終わり」だ

これだーメモれコピれー





夜はその「世界観」の皆さんとホテルの下のバー(実は行きつけ、焼酎バー、いろいろうまい、酒も、料理も)で飲み会

魅力的で個性的で創造的な人々

5時間近く飲んで食った

いやぁ面白かった

盛り上がってひさびさに笑った



ありがとうございました皆さん

撮影が終わったら、また飲みましょう

いろんな世界を作り出してくださいね

メールでもください



考えてみればこの作品の出発点でもあり

「一番最初の客」でもある方々

当然一番怖いお客でもある

冷静に考えれば身がヒキシマルね



さて今日は久々の撮休!

休暇!休み!

ほぼ毎日けっこうハードなウォーキングを続けていたので

朝食後思い立って近くの「山」に登山することを決意

登山といっても高さ850メートルくらいなので軽いハイキング気分

さらにさらに車で中腹まで行けるのでラスト1キロを45分くらいで登る

楽勝!と超軽装で水も持たず一人で出発

(マツナガに送迎を頼む、帰りはテル連)

登り始めて10分

とんでもない急角度の坂道の連続にナメきっていたことを痛切に反省する

足は上がらない、のどは渇く、汗だくだが徐々に温度が下がって寒くなる

20メートル歩くと小休止を続け何度かあきらめかける

一人八甲田山(大げさな・・脚力がないだけ)

もちろんこんな「雨予報の日」に登山してる酔狂な人はおらず誰とも遭わない

へとへと

どんどん雲がわいてきて視界も悪い

過去作った作品名を思い出しながら(疲労ごまかし)笹の登山道を登る登る

40分ほどで足は自分のものじゃない感覚になるが

なんとか山頂に到着!

急に視界が開け大きなカルデラが眼下に!

やったー

疲れを忘れるとはこのことだ

無性に水が飲みたかったが持ってない

我慢して山頂の碑を目指す

小雨もぱらつくが自分と語りながらなんとか道なき道を踏破

けっこうすごい風景にシャッターを押しまくる



何度も書いたが登山に魅力を感じていて

西穂高とか乗鞍とか私のような初心者でもトライできるところはないか調査中なのだった

それも2000メートル級の頂を目指したい

そして数年後にはネパールの山岳地帯で撮影する映画を検討中で

うまくいけば5000メートル級にチャレンジの可能性がある

(これは登山ではなくトレッキング)

しかし今日のこの有様じゃとんでもない

まず体つくりからからだな・・・とひとりごつ





山頂を堪能して下る

下りがまたつらい

膝に体重がかかってまさに「足が笑う」「膝ががくがくする」という情けない状態

マツナガにウーロン2本発注し合流後がぶ飲み

まあいい経験でした



そして助監督達と昼食

ホテルに戻り誰もいない大浴場で一人マッサージアンドストレッチ

部屋でメールの返事

髭剃り、鼻毛切り、腰のアイシング

で、まだ2時半



さ、昼寝して

夕方コンテ書き

夜は演出部(助監督やら演出助手やら記録さんやらCGクリエーターとか)と焼肉

いや僕はダイエット中なのでサンチュサンチュサンチュ

いやちょっとだけ一枚ぐらい・・・

うー肉食いてー








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2005年09月05日 15:04に投稿されたエントリーのページです。

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