一昨日、昨日とスタジオ
巨大で、細部まできちんと作られた素晴らしいセットの数々に感動
テレビスタジオのセットは時間に追われて建てては壊しするわけで、いい加減なものになりがちなのだが
今回のセットは驚いた
「まるでほんとの家」なのである
それも相当魅力的な・・・
美術部のスタッフの努力の結果である
うれしくて、ついつい興に乗ってアングルに懲り時間をかける
そしてスケジュールを二日ともこなせず“撮りこぼす”
まるでセットのせいみたいだが
私が悪い
それにしても今回は各パート、力が入っている
「新しいスタンダードドラマ」を創りたいのだ
皆さんもご期待いただきたい
7月2日午後10時
もちろんTBS系である
そして若干の撮影を残しつつ
怒涛の編集三昧に突入
世話焼きAPの大型いや大形みゆき(女性、水泳部出身、寒暖などに無感覚)の編集家族シェフとしての腕前もふるい時
私は江戸川橋近辺の散歩が唯一の娯楽
今日は「ラムちゃんだっちゃ」の平野文さんの声をいただく
ドラマの本編にも関係深いのだが
実は平野さんと私は同じ中学の同級生
一度「IWGP」の時にひと声出演の際、挨拶をさせてもらったのだが
今回はきちんとお仕事
ご本人も帰り際におっしゃっていたが
「同世代の共感」というか
「説明しなくても伝わる」カンジがうれしい
佐野史郎さんの時も感じたのだが
私たちには独特の共通した世代性がある(気がする)
そしてそれは私の“生き方”にいい意味でも悪い意味でも深く強く影響している
それは抜け出せない「トラウマ」でもある
だから同世代との会話は見透かされているようであまり好きじゃない
が、平野さんは同じように長く業界を歩んできた“同業意識”もあってとても楽しく時間を過ごせる
何しろ同じ中学に通っていながら一度も喋ったことはない
ということは「ほとんど知らない人」なのになぜか共通の接点がたくさんある気がする
それがわかる
まだ全部で6時間もご一緒していないのに・・・
以前、山下達郎さんが同世代の浜田省吾さんのことを「音楽的傾向は違うが、手に取るように考えていることがわかる」とおっしゃったが
すごくわかる気がする
“同時代マジック”は、きっとあるのだ
おっと編集編集編集!
隙を見て空趣味します