1986年からの業界の戦友の死を悼む
数年間、闘病生活をされていたが
ついに逝ってしまった
思えばとんねるずの「コラーッ!とんねるず」からの付き合いだ
紆余曲折あって最後は別々の会社に属したが
ソールドアウト時代から「笑い」を共有できる一番の友人であった
共に「腕一つ」で生きぬいてきた
これからの人であった
皆を幸せにするムードメーカーでもあり
「真剣な“遊び”の心」を知っていた奴だった
最後の仕事は昨年テレビ朝日で放送したコント番組「ゴッホの耳」だった
久々の感覚がとてもとても楽しかった
なぜなら彼がショウビジネスは「楽しむこと」という初心を思い出させてくれたからだ
彼の姿、彼の笑い声を思い出すにつけ
とても残念であり
とても悲しい
どうか安らかに眠ってください
堤幸彦