新幹線には乗っているのだが
品川に止まるようになってなんかちがう乗り物になった
気軽というか身近というか・・・
今までは小学生の時の「新幹線に乗れる!」
という緊張感がとれなかった
だから発車時刻には絶対遅刻しないし窓際を意地でも取るし新聞雑誌弁当の類は事前に準備する
そもそも会社が品川に近いだけなのだが
それだけでも感触が変わる
楽になった
不思議なものだ
もし空港が品川にできたら「飛行機!」という緊張感がとれて楽に乗れるのに・・・
アンビシャスジャパン・・・
名古屋に行っていた
もちろん打ち合わせなのだが
久々に“ひつまぶし”を食す
うまいうまい
夜はいつものように同級生や
仲間のタダキ氏なんかと飲み・唄
(私の高校の同級生のマツシタは素晴らしいシンガーである、いまでもバンドで歌っている、センチの新アルバムに祝杯!)
東京ではめったに飲まないが
名古屋と宮古島では飲むことにしている
寒かったが焼酎がうまかった
酒がうまいと思うなんてほんとに大丈夫か?オレ・・
今日午前中に実家
地下鉄の駅一つ前で降り歩くことにする
通っていた小学校(田代小学校)付近をゆっくりと・・
見慣れぬ金髪の中年がゆっくり歩くのはかなり危険だ
平和な風景にはまったくそぐわない
特に小学校近辺となると“通報”の恐れすらある
なんと言い訳するか?
「ここの卒業生・・だ・なも」
「名古屋弁が怪しい、逮捕だ!」
「ほんとだがね!名古屋人だあって!やめろー!」
・・・・・・
なんてあほなことを考えながらてくてく
もうウチの実家クラスの「40年もの」の古い家もほとんどなく記憶の路地とは重ならないが
それでも小さな都市の川や
ぽつんと立っている松ノ木に
小学生の自分の視点を思い出す
そして実家
めずらしく平日なのに家族全員いた
何事もなかったかのように昼食を食べ
何事もなかったかのように家を出る
また歩きながら「家族とはなんなのか」を考える