さてダビングほとんど最終日。
残るは1ロール。
東海道線通いもかなり楽しくなった。
毎朝訪れる品川駅。
最近は駅とはいえ一大ショッピングモール状態。
Suicaを手にうろつく。
2件の駅そばがある。
ひとつは「しながわ」ひとつは「あずみ野」
「しながわ」は店内を動き回る店員がフルサービス。
新幹線に近いのでよく食べていたが今回あらためてチェック。
コロッケそば。
「あずみ野」は昔ながらの威勢のいいおばさんが「そば?うどん?」「持つトコ熱いよ~」「気をつけて~」と大声の立ち食いそば。
公平を期してコロッケそば。
(きっとワタシはコロッケそばが好きなんだよ。「HIJIKI」という短編映画でも「日本一のコロッケそば作るんだ!」と名優氏家恵に言わせている)
月曜日に「しながわ」、水曜日に「あずみ野」。
味はどちらもしょっぱい系の東京の味。
「あずみ野」のつゆが性に合うか。
甲乙つけがたいが、雰囲気的には本来のスタイルの「あずみ野」か。
ホームにまぼろしの蕎麦屋があると聞く。
まだ行ってない。
今度チェック。
今日は鶴見あたりで進行方向右側の公園らしき林に、強力に印象残る銅像を発見。
海を見下ろす堂々とした姿。
こんなに目立つのだからかなりの・・・
誰だろう。
ネットで調べると京浜工業地帯の創始者 浅野総一郎氏の像であった。
なるほど・・・
一昨日のAPクス対助監督セキネの「ダビング家族料理対決」は、双方がカレーを作りあう合戦に発展。
APクスは昼過ぎに別作品のCGチェックにかこつけて戦場を視察、厨房スペースなどなく、少し広くなった廊下の和みスペースにおける“カセットコンロ野戦”になると想定。
しかも少ない時間と武器で準備せざるを得ない不利な状況。
しかも完全なアウェー。かなりのアイデアが必要だ。
スタッフは運動不足、空調に晒されて体が冷え切っている。
そこで料理番のプライドに賭けてクスが考えたメニューが“男らしい肉カレー”
栄養価の高い素材をがっつり組あわせ、一気に煮る。
対する挑戦者セキネは神経を磨耗させる作業に優しさの爆弾“細やかな野菜カレー”
セキネはひたすら作業工程を開示せず、秘密裏に作り続ける。
スタジオ前の狭い廊下は仕込みの食材があふれ、強烈なカレーの匂いが充満し、
ビル本体の会社であるケーブルテレビの人々の迷惑をかえりみず熾烈な戦いになった。
午後7時過ぎ、いよいよ実食。
大盛りの炊き上がったばかりのご飯に“W盛り”にして食べる。
うっ!
豪快なクスカレーは餓死寸前のすきっ腹を巨大カットの肉で満たし、が、決して大味ではなく素材のうまみがカレーに負けてない。
そしてまるでカレー味の野菜煮のようなセキネカレーは味覚の“奥”を刺激する。
交互に食べていても味は交わらず、
この勝負は・・・
『引き分け』だ!
ご苦労さん、お二人。
の、戦いに刺激された記録オクダイラは昨日、自慢の宮古島風「タコライス」を披露。
スパイシーでサワーな逸品に一同舌鼓。
そして今日、ついに
「秘伝、オクダイラの宮古そば」が昼食に登場!
海ブドウサラダ、プロデューサー差し入れの崎陽軒のシューマイもあいまってスタッフ一同無言の感嘆。
そのままこのそばだけでも開店できる。
一口すするとそこには八重ビシの巨大さんご礁が・・・
感動の味だ。クスもセキネも琉球の風に徹底打倒された。
大船グルメツアー(誰がそんなこと決めたんじゃい)の締めくくりにふさわしいエンディング。
って、だから普通に働けよ。
ってオレか。
なんてことしながらも、映画「BECK」、
やばいです。感動です。
今日は合掌の日。
明日は「もしもキミが。」のリハーサル。こちらもラストスパート。
さてもろもろ“その後”の仕込みに。
コメント (1)
投稿者: chapu | 2010年01月30日 00:22
日時: 2010年01月30日 00:22