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2010年01月 アーカイブ

2010年01月04日

ちょっと遅いが

あけましておめでとうございます!

今年もよろしくです。

 

正月は実家やら熊野古道やら和歌山南部やらをうろついておりました。

爽やかな気分で年頭の決意をいたしました。

転換(仕事内容的にも自分内容的にも)の年にすべくがんばる所存。

 

思いつくままに今年メモ書き連ねると

1、「BECK」よろしく!

2、「TRICK」よろしく!

3、「もしもキミが。」再演がんばる!

4、長期海外ロケ、といいますかオリジナル作品がんばる!これは自分史上記念すべき作品だ!

5、「キバコの会」第2回がんばる!

6、「名古屋」で面白いことしたい!作品や????や!

7、久々に連ドラか!

8、「新企画」がんばる!

9、本格的舞台作品をがんばりたい!

10、本格的映画作品を準備する!

11、「学び舎」勉強進めたい!

12、「リベンジ作品」進めたい!

13、毎日徒歩!週ニ自転車!週三映画!毎日読書!毎日作文!毎日早起き!

14、登山!

15、ブログまめに!

 

ま、スケベですが、がんばれる間はがんばるというコトで・・

スタッフのみなさん、よろしくお願いします!

 

 

2010年01月07日

黄昏

 

日が暮れた後の西の空のなんと美しいことか。

 

昨日は調布の撮影所でアフレコ。

待ち時間で暮れた後の多摩川土手をウォーキング。

つるべ落としに迫る東側の暗闇に抗して、

全ての輪郭を芸術的なまでに美しくする西側の残照は、

体温を上げようと急ぐ両の足を停め、視線を固定化する。

それはあまりにも印象的で、川面や電線や高架電車や葦やジョギングする人々までも現実的なディテイルを露出を絞り込んだ写真のように視せる。

 

息をのむ美しさ。

体はどんどん冷えていくがそこから動くことが出来ない。

デジカメを持ってこなかったことを悔やむが、どうせこの色彩は捉えきれない。 

携帯のカメラで撮ってみるが、そんなレンズで再現できる空気感ではないのだ。

「失われていく都市」を記憶に留めようと見続け佇む。

聖なる一回性。

アウラ。

 

残りの人生でいったいあと何回この壮絶な芸術を見ることが出来るのか。

そして現実的な日常に戻っていくのだが、

たかだか数分間の視覚的偶然が、明らかに自分の淀んだ部分を“洗浄”したことを実感した。

 

上を向け。

大気を畏れよ。

そして・・・

 

 

 

 

今日は来週撮るPVのロケハンでまたまた栃木。

向かう途中、利根川を越えるまでずっと富士山を見続ける。

どこまで目視できるのか富士山。

 

関東平野をぐるり取り囲む全ての山、山脈が見える素晴らしい日だった。

 

そして夕方、歯医者。

なんだか右奥下の歯と歯茎の間に汚れがたまっていて、

それが激痛を呼ぶ。

三回通うのだそうだ。

行きますよ。

もちろん。

 

 

いよいよ集中力が必要な準備時期になってきた。

悔いのないようにがんばりたい。

たくさんの人と語り、

多く読み、解析し、

書き、

映像や舞台の設計図を作り上げたい。

 

今日は寝るけど・・・

明日は夜明けからやろっと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年01月12日

急遽

今日予定していたPVの撮影が

雨、雪のため中止。

急遽、編集室のハシゴ。

細かく細かく編集編集編集。

1秒の何分の一単位の調整を図る。

やりながらPCで調べ物。

編集。

そして読書。

また編集。

爪切り。足も。

編集。

耳掃除。

編集。

食事。

きのうの栃木ロケで買ってきた宇都宮餃子を入れた鍋。

編集。

メール。

編集。

企画書書き。

編集。

スケジュール調整。

編集。

領収書整理。

編集・・・

 

 

ちゃんと落ち着いてやんなさいっ。

そういえば小学校の時『落ち着きがない』って毎期書かれまくってたなあ・・

変わってねえ・・・

 

 

2010年01月16日

編集大会

 

編集につぐ編集。

昨日撮り終わったPVもあいまって三つ巴。

来月末の長期海外出張出発をデッドエンドとして、二つの映画のダビングが連続で控えていて、

それ合わせで編集の締め切りが迫っているのだった。

関係するスタッフがわさわさと集まっては映像確認やらCGチェクやら音楽確認やらオフライン編集やらめしやら打ち合わせやめしやら。

まあ、わさわさしている状況は昔から好きなのでむしろ落ち着くのであった。

私も編集しながら上記のわさわさにコミットし、スケジュール調整し、調べモノをし、台本を直し、満点野菜を服用し、原作研究をし、学び舎のレポートの構想を練りながら日記を書く

 

 

数日前は思い出したように自転車の埃をはらい、

寒風吹きすさぶ高輪~赤坂を30分で走破。

赤坂で打ち合わせを二件、

その後、黄昏ゆく赤坂~四谷~飯田橋~江戸川橋を爆走・・・いや快走。

そして夜中まで編集し、またまた江戸川橋~高輪を深夜の力走。

へとへとになったが、極寒の東京もちょ~気持ちいい!(古)チョベリグ!(古古古)チョ輪走(チョリソー・・・勢いだけ)!

お昼の出発時、

タイヤに空気を入れようと、タイヤキャップをはずしたら、空気を入れる金具がブシュッと吹っ飛んでタイヤの空気が全て抜けるというトラブル。

自転車のタイヤの修理なんて経験もないので、やばかったが、

私はひとつも慌てず、座り込んでじっくりと向き合う。

途中、歯医者に行く余裕も。

一時はせっかくの“決意”も台無しになるところだったが、

なんとか修理。

しかしそのトラブルで私とマイ自転車=スカイライン号(名前なんて何でもいいのだが、そう書いてあるので)の一心同体感はいやが上にも高まり、一日東京を楽しく走ることが出来たのだった。

めでたしめでたし。

 

どうでもいい話を延々と・・・

 

 

 

1月22日から24日まで3日間、

おなじみのウッディーシアター中目黒で、

名古屋の親友、多田木亮佑率いる少年ボーイズプロデュース公演

「飛び出す落語」の東京公演があります。

22日と23日の夜公演後に私と多田木氏のトークライブもあります。

現在名古屋公演中だが、

何かと縁が深い多田木氏の演出も興味深い。

なかなか見ることのできない劇団、ぜひこの機会にお見逃しなく!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オフィスクレッシェンドマネージメント部?からのお知らせ!

めっきりと寒くなってきた今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、本日は舞台公演のお知らせです。

堤幸彦監督作品には欠かせない役者さんの一人。

堤幸彦劇団でもおなじみの、名古屋出身「多田木亮佑」さん率いる劇団

「少年ボーイズ」の東京公演のお知らせです。

詳細はこちら        http://www.clear0s.biz/

22日と23日は堤監督も劇場に駆けつけトークショーも開催されます。

是非みなさんお誘い合わせの上劇場へお越し下さい!!

お待ちしております!!!

2010年01月22日

今年は

舞台の仕事が多い一年。

 

「もしもキミが。」

昨年やったリーディングドラマの再演であるが、

男性陣がEXILEのKEIJI氏とNAOTO氏になり、

舞台表現の一つのカタチとしてロングラン=進化を期待したい作品になりつつある。

女優陣は木南晴夏さん、佐津川愛美さん続投。

複合ステージ、映像、生バイオリンなど立体的にご覧いただく仕掛けも駆使した。

松室さんの素晴らしい音楽もサントラ化するようだ。

葛木さんの演出協力も得つつ、がんばりたい。

2月5日~10日

原宿クエストホールです。

 

「キバコの会」第2回公演。

4月14日~18日

下北沢ザ・スズナリ。

今回は福田雄一氏に脚本を依頼、

“とんでもない”キャスティングでレアな舞台をお届けできそうな・・・・・

その内、大発表!

 

「謎の企画」

5月都内。

まだ詳細未定。

ある演劇の実験をしたいと考えている。

その内、大大発表!!

 

「ものすごい企画」

来年!

とにかくこれはすごい!

その内、大大大・・・

 

歯がゆい

 

 

 

おっと

今日から少年ボーイズプロデュース公演

「飛び出す落語」

ウッディーシアター中目黒にて

本日19時

明日13時、18時

24日13時

本日と明日(夜)は終演後、主宰名古屋人 多田木氏とトークライブやります。

こぞってお越しください。

 

 

映画「TRICK

仕上げ順調。

編集を見た関係者の“意外”なリアクションに私が驚いている。

確実に『進化』したシリーズ!

 

映画「BECK」

ずっと仕上げしていたい作品。

まだまだアイデアが浮かぶ。

(プロデューサーはいい加減にして!と思っている)

いよいよ音の最終作業に入る。

大音響のスタジオ、楽しみだ。

大船だけど・・・・

 

 

 

 

そして準備・準備・準備。

勉強・徒歩・自転車・・・

 

 

 

 

 

 

2010年01月24日

大船

 

品川から東海道線に乗り、

大船で降り、歩くこと12~3分。

丘の上のスタジオで映画「BECK」の音・音楽の仕上げ。

最終工程の段階。

 

陽光眩しい電車は中央線で大学に通っていた頃を思い出し、なんだか懐かしかったが、

堂々と手鏡を出し化粧をしている女子を見るにつけ、

ああ、2010年なんだな~と・・・

 

大船のみどりの窓口でものすごい数の人々が並んでいる。

いったい何の行列?

鎌倉女子大の入試?

違う。

そんなビジュアルじゃない。

これはどうみても・・・・

何かマニアの人々。

 

調べると17年間走った「209系」といわれる車両の引退イヴェントチケットだか記念チケットだかをもとめて並ぶ人々の列。

209系?

Googleの画像によるとステンレスボディに青のカラーのライン。

??

引退って言うから、もっと古い車両かと思いきや、わしらの世代にすれば極めて“新しい電車”に見える。

営団地下鉄のような・・・

(てか営団地下鉄自体が名称として、ない。「東京メトロ」である。が、営団のステンレスの新しい車輌がイメージとして植えつけられているから、どうしてもその単語が出る、昭和人)

もっと箱型のかつての国電(スローガン電車を思い出す)だったら私も引退のラストランを見てみたいが、

そんな電車はもう走ってないのかしらん。

次に走るE233系というヤツの画像も見たが

ちょっと角がとれたカンジだが、なにか違うの?

わからん。

素人には。

 

最近古い電車に興味があって大井川とか琴平とかを走る古い車輌について調べているのだが、

古い近鉄のビスタカーとか名古屋市営地下鉄とか子供の頃慣れ親しんだ電車が今も現役で走っている姿は、なんだか感動する。

で、古い電車の写真集など買い始めると、どんどん“その世界”にハマっていく気がして、どうなんだか・・・

 

 

 

一昨日、昨日と中目黒で友人の名古屋人・多田木氏率いる劇団の公演でトークライブ。

仲間にたくさん会えて楽しかったが、

私も一時根城にしていたウッディーシアター中目黒のあたりの商店街の様変わりといったら・・・

「プチ代官山裏の目黒川沿い」的な発展を遂げている。

若者向けの個性的な服屋、帽子屋、食事処、はては野菜スィーツにいたるまで旧商店街の中に、がつんと。

街の変貌は早い。

人の流れは、変わる。

たかだか3年で“浦島太郎”だ。

ノリで入った「Beef Kitchen」という焼き肉屋さんが安くてうまくて、なによりサービスが最高!

(シンノスケ君、いいよ!)

なんだか中目黒ファンに。

 

 

 

先日撮ったPVも編集順調。

たくさんのカットを撮ったので、いくつかのヴァージョンを作る。

その内、情報流します。

どうぞご覧ください。

 

 

映画「劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル」も仕上げ順調。

身内の評判がすこぶるいい。

早く公開したい。

5月8日だ。

もうちょいだ。

 

 

さて映画を8個のピースに分けて、

音と音楽すなわち台詞、効果音、心理音、音楽の整合性を図り、作品化する作業。

何度も聞き続け“正解”に近づける。

特に「BECK」は本格的音楽映画、

音楽の『聞かせ方』はめちゃくちゃたいへんだ。

“秘策”もある。

じっくりと作りたい。

 

 

 

日曜日。

大船。

都心を離れて仕事に集中。

いい気分だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2010年01月26日

大船3日目

 

空が広く、

観音様も神々しい大船通い3日目。

 

毎朝、東海道線に乗っている。

品川から30分程度。

「快速アクティー」という“正義感”ただよう名の電車をねらって乗っていたが、

ホームで待ち時間によく調べると、大船までは「普通」であろうと「快速アクティ」であろうと停車駅の数は同じで、

乗車時間に違いがないことに、今朝気付く。

大船から先ではじめて快速=駅飛ばしになるんだと。

・・・知らなかった。

田園都市線とか東横線の感覚で考えていた。

(快速や急行はとにかく駅飛ばし!)

東海道線 品川~大船間のその秘密は簡単に発見できず、

ホームの小さな柱に貼ってあるホームアナウンス係用の“カンペー”をじっと見ていたら、気付いた。

なんだよ!

きのうはたぶんアクティーに抜かれるだろうことを予想して普通を1本ホームで乗り過ごした。

結局、5分ほど損をした。

言ってよ!

不親切だよ!

と気付いた今朝は、その柱にぶつぶつアタる。

 

といいますか、ちゃんと調べないワタシがイカンのですね。

そんなことは常識というか、ケータイや時刻表ですぐわかるというか・・・

以前も京急線で乗り方を間違えて、せっかくの駅飛ばし急行に乗ったのに、なぜか勘違いして途中で降り、20分ほどぼおおおっと寂しい駅で次の各停を待ったものだった。

難しいな、首都の電車。

地下鉄なんか特に。

もっとわかりやすくすればいいのに。

 

 

 

今まで私は原理主義的な現金主義だったので、

毎回、小銭で電車に乗っていた。

ポケットにはそれ用に必ず小銭がチャラついている。

ま、でも、あまり使わない。

仕事では車移動がほとんどだし、それ以外は徒歩、最近では自転車が多いので、必要ないのだ。

ところが今回上記の事情で、ついにSuicaを“買う”

買い方と使い方をスタッフにこそこそ聞き、大船駅の販売機に2千円入金し、名前や個人情報を入れ、購入。

それで初Suica。

 

便利だね。

Suica。

いろいろ切符代(古っ)はもちろんのこと、コンビニや立ち食いそばや自販機、はてはタクシーにも乗れるではないか。

“先払い”しているだけでなんら状況は現金の時と変わらないのだが、なんだか現代人。

“オサイフケータイ”なるものまでは進化しきれないが、

なんだか駅が好きになる。(思うつぼ)

路線を確認しないまま改札を通過できる分、

しっかりルートを確認し、先ほどのような失敗がないようにしなければ。

 

 

ワタシはテンヤモノが好きじゃない。

編集とかダビングとか10人ほどスタッフがいる場合、

食事はなるべく作ってもらうことにしている。

これを「編集家族」と呼び、料理自慢のスタッフが腕を競う。

「20世紀少年」の時はAPクスが三重県出身の意地でミラクルラーメン、豆腐お好み焼き、ぼろぼろ手打ちそばなど壮絶メニューをはじめとして、手作りの味を1年以上披露しまくった。

めちゃくちゃおいしかった。

 

「BECK」大船ダビング家族は助監督・仕上げ担当セキネの腕が光る。

若い男性のクセに渋い和食が得意なのだった。

特にぶり大根、しゃけじゃが、白菜味噌汁などちょっとプロはだし。

もう3日間堪能。評判もいい。

そこで黙っていられないスタッフがいる。

今夜、記録オクダイラは目の前で揚げる天ぷらで戦いを挑むらしい。そして数日後、伝家の宝刀・沖縄そばで息の根を止める。

明日はAPクスがCGチェックにかこつけて打倒セキネの烽火を上げる。

近所のイトーヨーカドーでの仕込みが勝負を決するだろう。

包囲されているセキネ。

どう出るか!

 

・・・・・・

といいますか、仕事しようよ、皆さん。

 

 

 

2010年01月29日

大船6日目

 

さてダビングほとんど最終日。

残るは1ロール。

 

東海道線通いもかなり楽しくなった。

毎朝訪れる品川駅。

最近は駅とはいえ一大ショッピングモール状態。

Suicaを手にうろつく。

2件の駅そばがある。

ひとつは「しながわ」ひとつは「あずみ野」

「しながわ」は店内を動き回る店員がフルサービス。

新幹線に近いのでよく食べていたが今回あらためてチェック。

コロッケそば。 

「あずみ野」は昔ながらの威勢のいいおばさんが「そば?うどん?」「持つトコ熱いよ~」「気をつけて~」と大声の立ち食いそば。

公平を期してコロッケそば。

(きっとワタシはコロッケそばが好きなんだよ。「HIJIKI」という短編映画でも「日本一のコロッケそば作るんだ!」と名優氏家恵に言わせている)

月曜日に「しながわ」、水曜日に「あずみ野」。

味はどちらもしょっぱい系の東京の味。

「あずみ野」のつゆが性に合うか。

甲乙つけがたいが、雰囲気的には本来のスタイルの「あずみ野」か。

ホームにまぼろしの蕎麦屋があると聞く。

まだ行ってない。

今度チェック。

  

 

今日は鶴見あたりで進行方向右側の公園らしき林に、強力に印象残る銅像を発見。

海を見下ろす堂々とした姿。

こんなに目立つのだからかなりの・・・

誰だろう。

ネットで調べると京浜工業地帯の創始者 浅野総一郎氏の像であった。

なるほど・・・

 

 

一昨日のAPクス対助監督セキネの「ダビング家族料理対決」は、双方がカレーを作りあう合戦に発展。

APクスは昼過ぎに別作品のCGチェックにかこつけて戦場を視察、厨房スペースなどなく、少し広くなった廊下の和みスペースにおける“カセットコンロ野戦”になると想定。

しかも少ない時間と武器で準備せざるを得ない不利な状況。

しかも完全なアウェー。かなりのアイデアが必要だ。

 

スタッフは運動不足、空調に晒されて体が冷え切っている。

そこで料理番のプライドに賭けてクスが考えたメニューが“男らしい肉カレー”

栄養価の高い素材をがっつり組あわせ、一気に煮る。

対する挑戦者セキネは神経を磨耗させる作業に優しさの爆弾“細やかな野菜カレー”

セキネはひたすら作業工程を開示せず、秘密裏に作り続ける。

スタジオ前の狭い廊下は仕込みの食材があふれ、強烈なカレーの匂いが充満し、

ビル本体の会社であるケーブルテレビの人々の迷惑をかえりみず熾烈な戦いになった。

 

午後7時過ぎ、いよいよ実食。

大盛りの炊き上がったばかりのご飯に“W盛り”にして食べる。

うっ!

豪快なクスカレーは餓死寸前のすきっ腹を巨大カットの肉で満たし、が、決して大味ではなく素材のうまみがカレーに負けてない。

そしてまるでカレー味の野菜煮のようなセキネカレーは味覚の“奥”を刺激する。

交互に食べていても味は交わらず、

この勝負は・・・

『引き分け』だ!

ご苦労さん、お二人。

 

 

の、戦いに刺激された記録オクダイラは昨日、自慢の宮古島風「タコライス」を披露。

スパイシーでサワーな逸品に一同舌鼓。

 

そして今日、ついに

「秘伝、オクダイラの宮古そば」が昼食に登場!

海ブドウサラダ、プロデューサー差し入れの崎陽軒のシューマイもあいまってスタッフ一同無言の感嘆。

そのままこのそばだけでも開店できる。

一口すするとそこには八重ビシの巨大さんご礁が・・・

感動の味だ。クスもセキネも琉球の風に徹底打倒された。

大船グルメツアー(誰がそんなこと決めたんじゃい)の締めくくりにふさわしいエンディング。 

 

 

 

って、だから普通に働けよ。

ってオレか。

 

なんてことしながらも、映画「BECK」、

やばいです。感動です。

 

 

 

 

今日は合掌の日。

明日は「もしもキミが。」のリハーサル。こちらもラストスパート。

さてもろもろ“その後”の仕込みに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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