今日は富士山が本当に美しかった。
事故のニュースは辛いが、多くの山好きの人々を「吸い込んでいく」強烈な魅力を持った美しい山であることは間違いない。
一度登りたいが、心して準備して望みたい。
この山が“自分の県”にあることは本当に誇らしいと想像する。
落ち着き処というか精神的シンボルというか・・・
私も海外から戻る際は、やはり、飛行機の窓越しに探す。
そのために進行方向左側をリクエストすることもある。
雲の上に山頂が見えると、“安心”する。
日本を住処にしている私にもシンボルであり、落ち着き処なのであった。
そして必ず写真に収める。
もう何枚撮ったか、数え切れない。
今日もたくさん。
今日は仕事の合間に身延山を見学。
私は曹洞宗の高校に通っていたので日蓮さまのことはよく知らないが、
巨大な五重塔やお堂の数々に圧倒される。
287段の菩提梯(石段)でなんだか「勢い」がつき、宿泊施設まで10キロを踏破する決意をする。
遠く南アルプスの降雪や富士川、法面に遊ぶ猿の気配を見ながらとぼとぼと歩く。
トラックなど車がひっきりなしに通る国道は歩道も狭く怖かったが、
谷間を渡る冷えた風や弱弱しい太陽光、場合によっては暴れまわるであろう巨大な河、ひっそりとした集落の路地などが“ガリガリ”になっている頭を冷やす。
2時間あまりだったが、このところ猛烈なスケジュールだったので、いい気分転換だった。
地震が多い。
怖いな~。
映画「トリック」
映画「BECK」
必死で作っている。
撮影はもちろんのこと、編集、CG、音楽、画像処理、効果音、
気になることは無数にある。
うまく行くか、かなりどきどきするが、
なんだかとても“面白い”
自分で言うのもなんだが、とにかく“面白い”!
どうかご期待ください。
来年以降の企画のことを考えている。
映画や舞台やPVやドラマや、あまり形にとらわれない作品や、
また『意外なこと』を頼まれたり、
自分から仕掛けたいこともたくさんあり、
また私的にやるべきことも多々あり。
進むのだ。
とにかく。
走るのだ。
そして歩きたい時には、歩けばいい。
髪の毛もすっかり伸びて、本来の髪・白黒まだらで見慣れてきた。
金髪だった頃の写真を見るとなんだか照れくさいような忘れてしまいたいような。
もうこの「地味でおっさんくさい」スタイルでいい。
他にやらねばならないことは無数にある。
『ROCKの側』にいることは外見ではない。
精神だ・・・
うん、そうやってどんどん人は「昔一番嫌っていたタイプの人」になっていくのだな。
加齢と共に「美しく輝いていた未熟だけど純粋な気持ち」はどんどん死んでいくのだ。
細胞ごと入れ替わるから必然なのか。
ではなぜ百も言い訳をするのか。