寒い
なんだか寒い日々が・・・
首が冷える
夜はマフラーが手放せない
日曜日
CGチェック
着々と塗りつぶされていく世界
それは私の想像を超えて・・・
月曜日
はじめてちゃんと音楽をつけて試写
白井良明氏、長谷部徹氏、Audiohighs氏
そして浦沢直樹氏本人による分厚い音楽の洪水
シーンが、カットが、その編集が、まったく違う様相になり
巨大な“精神的な怪物”が立ち上がる
「とんでもないもの作っちまった・・・」
戦慄している自分がそこに・・・
ちょっと情けないが・・・
五日から始まるダビング(音・音楽仕上げ作業)に向けて、すなわち『完成』に向けて大きく動き出した
火曜日
TFMで松任谷正隆氏の番組に出演
1970年代にティンパンアレーを知った時から
松任谷さんの「ホンコンナイトサイト」という曲を聞いたときから
東京で生きる実感
重く暗い時代がぴかぴかと光る時代に変化してく実感
本当に自由で余裕がある大人の存在・・・そんなこんなを感じたものだった
自分はこれからどうなっていくんだろう
飛行機なんて乗れるのかな?
小銭しか持てないハタチ過ぎの私は東京タワーを見ながら
「ホンコンナイトサイト」を口ずさんでいた
初対面した松任谷さんは変わらない“本当に素敵な大人の男の人”だった
優しくて知的、音楽のみならず車や都市生活に極めて通じている
同じ空間にいさせていただくだけでなんだかうれしくなる
またついつい喋りすぎて・・・
(放送日はまた)
そのまま六本木ヒルズJ-WAVEへ
今度は藤井フミヤ氏と二人してインタビューを受ける
20年を超える友人
全く変わることのない最も付き合いやすいアーティスト
何を面白がるのか顔つきでわかってしまう
そして天才的ヴォーカリスト
一緒に作った作品もたくさんある
またこれからも作品を共有できるだろう
恒例年末武道館カウントダウンはどうやら一区切りらしい
盛り上がるだろうな
楽しそうだな
で、夜
戦友めぐりウィーク、締めのTBS ウエダ氏
ソウルメイトと勝手に私が呼んでいるプロデューサー
ロケで忙しい中、時間を割いてもらって
アカサカサカスのおでんや→近くのBARで痛飲
近況、現実的な夢、計画、バカ話・・・・
楽しかった
そして次へ進む希望を得た
帰って
ウエダ氏に紹介してもらった映画を見る
短編が話題になり長編化したイギリス映画
美意識が素晴らしい
10年前の「ケイゾク」の時はコーエン兄弟の「ファーゴ」をよく見ていた
次の時代の一里塚にこの映画は昇華するか・・・
さて
映画「20世紀少年 第2章」
巨大な怪物だがしっかり向き合って
もっと大きく育てないと・・・・