« 2008年04月 | メイン | 2008年06月 »

2008年05月 アーカイブ

2008年05月02日

小雨

 

小雨の東宝撮影所

映画「20世紀少年」の撮影は延々と続いている

今日は第2章の“クライマックスその1”といったところか

クライマックスもまさに「だらけ」というほどたくさんある

1章も2章も・・・もちろん3章も

原作を全て映像化するわけにいかないので

(10章あってもたりなくなる)

面白いところを抽出しストーリーを整合したから

いきおいクライマックスだらけだ

すごい!・・・のです

そうとうがんばって撮ってます

はい

 

 

 

映画「銀幕版スシ王子!」一口メモ

米寿司がNYに到着するシーンで

入国審査のゲート前で客待ちするタクシーの運転手は

黒人ながらジョンデンバーとニューキッズオンザブロックが大好きな“?な趣味”の男

グラフィティアートの総本山みたいな巨大倉庫に集まったエキストラや八十八の過去の店内にいる人々も

「あれっ?これ〇◎風?」みたいな“変キャラ”がいっぱい

わかるわからん別として面白そうなキャラ作りしちゃいました

だってNYだし

なんでもありということで・・・ 

 

ああ

NY行きたい・・・

目的なくうろうろしたい

MOMAでぼけーっとしたい

ウォッカトニック飲んでライブハウスで踊りたい

いつになることやら・・・

って一口メモじゃなくてボヤキだ

 

 

 

 

さて今日の老化

そろそろネタ切れか

いやまだまだある

「首」

ここ数年、不思議と首が“寒い”

基本的には暑がりで、いまだに寝るときは足は出して寝る

じゃないと、“暑い”

でも首だけはだめだ

寒いと感じることがとても多い

一回寒がると、肩が痛くなり、軽い頭痛などを呼ぶ

しょうがないのでTシャツ短パン(短パンはうそ、言葉のあや)でもマフラーしてたり

寝るときは首になんか巻いたり、老女のようだ

体が“部分的に冷える”なんて想像も出来なかったが

そうなっちゃうのね

いつも組んでる記録のアヤさんは冬はどんなに着込んでいても足の裏がとんでもなく冷えるらしい

いつも足の裏にダイレクトに北海路・・?ちがう、ホッカイロを張っているのだった

それでも「さむっ!さむっ!」と飛び跳ねる

流石に皮膚ダイレクトには張らないがワタシもTシャツの首の下に北海路、ちがうって!ホッカイロをよく張るのだった

時々忘れて焼肉屋とかでTシャツになり首筋北海路丸見えみたいな事態によくなる

いやだいやだ

どーすりゃいいのさ

乾布摩擦か

血流をよくすればいいのか

もっと体内の深いところに原因があるのか

わからん

わからんうちにもっと本質的な部分がだめになっていく気がする

首は頭を支える重要な部分

(まあ重要じゃない部分なんてないが)

“サイン”が出たならなんとかしないとね

 

 

 

さて仕事

目の前には分厚い台本

でかいテレビが5台

がんばろうっと

 

 

オフィスクレッシェンドマネージメント部?からのご案内

5月になりました。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、お知らせです。
今月13日(火)NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」にて
堤幸彦監督が特集されます。
皆様、是非ご覧下さい。

http://www.nhk.or.jp/professional/
5月13日(火)NHK総合 22:00〜22:45

2008年05月06日

エキストラ

 

埼玉県の撮影基地で超大人数のエキストラの皆さんの協力で撮影をがしがしと

昨日はその数、約1700人!

1700人!

もう一度、1700人!!ありがとうございます!

でも夕方早い時間に小雨がぱらつき

いいところで中止

今日は開始を一時間早め、同じ規模で撮影予定

今日も映画「20世紀少年」よろしくです!

でも

風・・・・

強い風

そして容赦ない太陽

う~・・・・・

 

 

映画「銀幕版スシ王子!」一口メモ

ドラマ版で好評だった(?)アキバ系女子3人グループ「もんもん少女隊」は銀幕版でも寿司屋八十八に登場

アバクロ買いまくりらしき紙袋と

美術部の労作「地球の転び方」を手に、お騒がせ

もちろんこの企画のみの架空のユニットなのだが

オタク系のごく一部分に人気が高い(らしい・・・のうわさ)

しかしてその正体は?

・・・・意外な人物像なのであった

調べてみてください

って無理か

 

 

今日の老化

まだやるのか、この悲惨なコーナー・・・

 

今日の老化

「記憶力」

低下の一途である

知人の名前

電話番号

地名

役者さんやタレントの名前

映画やドラマの作品名

本のタイトル

・・・・・

とにかくおよそ“知っている”全ての事象の半分ほどを

とっさに思い出せない状態なのではないか

極めて由々しき事態である

めちゃくちゃよく知っている人と会話していても

「あれっ、もしかして、オレこの人の名前を忘れてるんじゃない?」と思い始めることがある

すると、強迫観念に負けて、ほんとに一時失念してしまうことすらあるのだ

これはいかがなものか

本当に忘却しているわけではなく

“知っているが思い出せん”事態

“ちょっと忘れた”事態

寸借忘却(・・・そんな言葉はない)

このまま忘却の範囲や程度は深まっていくのだろうか

それともなにか脳を鍛えれば

“見れば覚えた”少年の頃の『春の脳』に戻れるのか?

誰か教えてくれー

 

とりあえず茂木さんの本読もう

 

 

映画「まぼろしの邪馬台国」

こつこつ編集中

細かいつなぎでニュアンスががらりと変わる

ちょとした采配がシーンを生かしたり殺したり

しばらく編集の加減乗除が続くのだ

 

 

 

さて撮影が始まった

現場は大変なことになっている

すごい画が撮れている

戦慄だ

がんばる! 

 

 

2008年05月14日

外は雨

 

外は雨が降っている

しかもすごく寒い

変な天気だ

昨日は昼間静岡、島田にロケハン

素晴らしいロケ地が見つかる

島田はロケ名所

朝、東京を出るときは“冬”でコートだったのに

島田は“夏”でTシャツ・・・

夕方東京に戻るとまた“冬”なカンジ

よる日野でほぼ徹夜で撮影

雨予報はなかったが時々小雨で中断

今日は朝から雨

で、寒い

変な天気だ

落ち着かない 

世界的にも変な状況だ

不安になる

 

 

 

 

昨夜はNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」が放送された

ワタシのようなモノが・・・という気持ちは拭えない

申し訳ない44分

ご覧いただいた皆様、本当にありがとうございます

失礼いたしました

日々謙虚に、よりいっそうばたばたこつこつと仕事に励みます

はい

(NHKの皆さんにはたいへんお世話になりました、とくに若きディレクター小川氏の頑張りには頭が下がります、そしてアナウンサーの住吉美紀さん「すみきちのぶっちゃけ道ブログ」でたくさん素晴らしいこと書いていただいて感激です、本当にありがとうございました!)

 

 

 

 

まだまだ続く映画「銀幕版スシ王子!」一口メモ!大蔵出し

1、司がNYにやってくる航路は5分ぐらいで考えた即興ネタ

2、あの田んぼ(ニュージャージーのね!)は美術部、助監督総出で、毎日水張ったり、土入れたり、苗植えたり、稲刈ったり・・・・本当に、集約的に、大変な労働の産物、映るたびに夏場の労苦を思い出して涙ぐむスタッフもいる

3、司が二軒目に行くディスコ「八十八」で流れる“寿司ラップ”はワタシのマネージャーである元(いや今も)カリスマラッパー・マツナガとその強力スタッフによる作品、ワタシも少し作詞、歌い踊る寿司職人も彼のチーム

4、ナエのPuuuuuはもちろん思いつき

5、ラストの自由の女神はなんだか少し“妙な”佇まい

まだいろいろあるがここまで

 

 

 

 

さて今日の老化

「シミ」(二回目?)つーか「顔つき」

昨日自分の顔をテレビでまざまざと見ていたら

なんだかシミ(つーか黒子?)がすげーなーとしみじみと思った

ロケに入っても紫外線など気にせず野面だから仕方ないか

手の甲も老人のようなシミが少しづつ

そういえばオヤジの手とシミまでそっくりになってきた・・・

皺の位置や顔つきも客観的に見るとおんなじだし・・・

う~んしみじみ

これぞ老化だ

老化そのもの

老化の実態

老化は静かに!

もともとツルピカな顔でもなんでもないから全く気にする必要はない

だから悲しくない

これから加速度的に顔は老化するに違いない

しょうがない

ぜんぜん悲しくない

受け入れてやる

もう寝る前にニベア塗るのもやめるぞ

ってなんで逆ギレ? 

 

 

 

 

 

 

つい先日中学の教科書をまとめて購入

ちょっとした合間に「人生の復習」

1年間でに3年分の「復習」出来ないか?

英数理(科)国社

意外と難しいのですよ、これが

もし範囲なしで試験受けろといわれたらぜんぜん自信ないなあ

当たり前か

実際中学生のとき学習を放棄したのだから・・・

「復習」ではなくこれは本当の学習だ、本当の自習だ

きっと過去への「復讐」だ

てな話を撮影の合間に名優香川さんにしたら

「そんなことしてないで、寝れば」とあっさりいわれた

超多忙の香川さんこそ・・・と思ったが・・・

(キネ旬、ありがとうございました!)

ま、“まだ”楽しいのでがんばる!

 

 

 

 

映画「20世紀少年」

撮影は更なる深みへ!

ワタシの映像体験史上、もっとも大きく広く、ディープで、複雑、そしてゴージャスな作品になってきた

気合い入れます!

毎日入れます!!

 

 

 

 

 

映画「まぼろしの邪馬台国」

2日に1回編集のためにまるまる見直す

車の移動中、撮影の合間、寝る前、起きた直後・・・

そのたびに新たな編集を思いつき

一回切ったピースを戻し

新たに落とす部分を見つけ

「じたばた」する

しかしそれ以上に作品に「癒され」

関わった幸福感を味わう

早く世に出したいが、ずっとこうしていたいような・・・

まるで「オールザットジャズ」での完成しない映画のように・・・

だめだめ

怒られるよ(岡田社長に)

がんばるぞー

 

 

2008年05月22日

風が

 

 

埼玉のロケ地

今日は2ヶ所

1ヶ所目は朝から直射日光で、暑くて閉口する

あまりに暑いと考えることを頭が“放棄”するので

(言い訳だ、本当は逃げたいんじゃないのか?)

氷で頭や首を冷やしながら仕事をする

現場フロントの皆は汗かきながら必死だというのに

私は氷嚢で・・・・

でもつい「暑い、暑い」と不平不満を独り言・・・・

(もちろん誰も聞いてない、いや、聞いてもどうしようもないので、放置)

なんたる体たらく

シントウメッキャクすればヒもまたヒヒヒというじゃないか!

しかもまだ5月

本格的夏になったらどうするというのだ!

耐えろ!

こらえろ!

平常心!!

というコトを考え、氷嚢を置き、移動途中の山田うどんで、次はしっかりするぞと決意し、なぜかうどん屋なのに「自分に勝つ!活!」とばかりカツどんを食い(バカだ)、2ヶ所目のロケ地に来たら

なんと、すごく涼しいじゃないか!

風がよく通る大きな日本家屋、いいなあ日本家屋

で、廊下の隅っこに座り込んで気持ちよくこれを書いている次第・・・

「一日に四季がある」

流石に冬は無いが・・・

空調の効いたオフィスで世界を展望するのもいいが

こうやって“地べた”で風に吹かれて生きる運命もまた、よし

なんつって・・・

 

 

一昨日は朝から映画「20世紀少年」の第一章音楽打ち合わせ

何しろ膨大な素材

1シーン1シーンこつこつと音楽のイメージをすり合わせる

映像に貼り付ける音楽も大変な“物量”が必要で

無い知恵を絞る

参考になる曲名やアーティスト名が記憶から引っ張り出せるとまだ打ち合わせになるのだが

そうじゃない場合は

下手な口ラッパで、たぶん伝わってないだろうな~などと思いつつ、「こんなカンジっす」とか言いながら、ぱららぱらら

どうなることやら・・・・

 

 

 

午後そのまま名古屋に飛び

実家で素麺をすすりながら年老いた両親と

町内の世界遺産のように成り果てた我が家をどうするか

前向きで後ろ向きな話

リフォームもありだが

46年も住んだ家

両親の体調と“一体化”しているはずで

慎重にせねば・・・と久しぶりの庭に出て

見慣れぬ柿の木のでかさに驚きつつ、独り言

 

 

そして栄(名古屋の中心地のひとつ)のドイツレストランで

中学校時代の十数人とプチ同窓会

とりわけ関係の深い諸氏が勢ぞろい

男子は国立大学教授やら歯科医やら一級建築士やら税理士やら肩書きだけだとなんだか「堅物」っぽい方々だが、高校時代にロックバンド組んでいたメンバーだったり、同じ町内のご近所さんだったりで、一瞬で昔のまま

女子はこれまたほんとうのお嬢様やら超高学歴だったりするのだが、なんと3秒で元の女子中学生に戻ることのできる類いまれなる“ギャル婦人”大集合なのであった

いやはや楽しかった

時間を忘れて酔う・・・とはこのことか

誰に気を使うわけでなく“はしゃぐ”

皆、仕事も歴史も家庭も組織も背負ってるものだらけのはずなのに

そんなことは一切気にせず“はしゃぐ”

だいたい年に一度程度、このような催しはあるのだが

年々楽しくなるのはなぜ?

子供から大人になる一番多感な時期を、過渡期を、共に過ごした仲だからか?

そのとき見た宝物のような時代の秘密を共有しているからか? 

そして30年近く“社会”を生き抜いてきて

『現実』と向き合うことにそれなりの余裕が生まれてきたからか?

(ワタシは余裕はない、ほんとうにない、情けない)

ま、とにかく、おいしく酒が飲める時間は、いいね

そしてまた会いたいと思う仲間がいるのは、いいね

たぶん死ぬまで同じだろうな

また担任の話とか、ホントは誰が好きだったかとか、テストで卒倒したとか、心のそこから笑える話で盛り上がりたいっす

また会いましょう!みんな!

 ピース!

 

 

昨日は、愛知県の江南にある、いい佇まいの商店街でロケ

地元の方々が大勢、揃いのウインドブレーカーで協力していただいて大感謝!つつがなくいいカットが撮れました

ありがとうございます!

特に店構えの改造まで協力していただいた川松酒店さん!

ありがとうございます!

カット、大事に使います!

 

終了後、プロデューサーがひつまぶし蓬莱軒(漢字合ってるか?)に行こう!という誘惑を断って、名古屋駅エスカの味噌煮込みうどん山本やへ

名古屋コーチン入り、ご飯つきをバカ食い

そのまま新幹線で爆睡

風呂上り、テレビで新幹線の写真を一発撮りする写真家のドキュメンタリーを見て興奮

そのまま爆睡

今朝に至るのであった・・・・

 

 

 

 

 

 

映画「銀幕版スシ王子!」一口メモ

今回はディープ!

1、「修行歌」は何番もたくさんある 知っている人は知っている しかし隠されている歌詞がある それはワタシしか知らない うひひ

2、スシ対決に登場するインド人選手は実はインド人ではなく「ト〇ック」のアパートに住んでいるバングラ人ジャー××君である

3、ドラマ版から瞬間登場する「ア~ソ~」の野添さんはスタッフロールの後に出てくるため、見てない人もいる

4、司のねぐらになる部屋にいるネズミはほんとうにでかい 50センチはある ほんとうにアメリカに存在する種・・らしい

5、司が運ぶバケツでほんとうに田んぼを水いっぱいにするには三日はかかる 休みなしで・・・ 汲んでる間に蒸発するからたいへんだ 米寿司・・・

 

 

スシ王子!応援ありがとうございます!

 

 

 

 

さて映画「まぼろしの邪馬台国」

編集もかなりのところまで来た

細かい語句の『抜き差し』段階

よって極端に台詞が減ったり(無くなったり)する俳優さんも出てきたりする

申し訳ないが、辛いことだが、

それは映画全体のリズムの問題で

致し方ないことなのです

すいません

ご容赦!

(まさに切り捨て御免!だな)

心当たりのある方、今度奢ります!

 

 

 

来年の計画をそろそろ煮詰めている

特に演劇公演は会場の押さえがあるので動き出している

来年ちょっと面白い舞台やります

お楽しみに!

あっ、年末年始は堤劇団あります

1000人の方だけ思い切り笑ってもらえるようスタンバイします

これもお楽しみに!

 

 

 

 

そろそろ撮影

いい風が変わらず吹いている

ありがたいことだ 

 

2008年05月27日

 

朝起きて空を見て風を感じたら

だった

「アイ・オー」じゃないよ

(これわかる人も100人くらいか)

気持ちよかったのだ

「生きていて、幸せ」と感じたのだ

温度、明るさ、雲の高さ、風の圧力・・・・

何もかもが非の打ち所のない気持ちよさ

あまりに素敵で、冷凍しておいた名古屋山本屋本店の味噌煮込みうどんにさらに冷凍しておいた御殿場ハムを入れ、なおかつ静岡島田付近でかった岩ノリを大量にまぶして食べていた

東海道うまいもん横断だ! 

朝からそのしつこさですら今日を生きるためのさわやかな糧となった

なんて罪深くもいい天気なのか!

今日が撮影がなく

映画「まぼろしの邪馬台国」のラッシュと

明日から繰り広げられるセット撮影の下見だけという開放感が気持ちを軽くしているのかもしれない

そうだ!今日は歩こう

てくてく歩こう

もったいない日だ

生涯何回も出会えない日なのだ

 

 

 

 

昨日はロケハンで某所の古い映画館を見る

ある有名な映画の聖地になっている佇まい

館主の方が気を利かして「20世紀少年」と「まぼたい」のポスターを張っていてくれた

うれしい

写メ、などする 

椅子に座る

ふわっと包まれるなんとも懐かしい座り心地

耳を澄ますとバイクの音や自転車のベルが聞こえ

薄いコンクリートで現実と非現実が境界される“あのカンジ”

そういえばこういう映画館で何回はらはらしたり大笑いしたことか

5.1サラウンドもなく暗いスクリーンだったけど

感情は今の何十倍もかき回されたなあ・・・

猿の惑星、青春の殺人者、エマニエル夫人、小さな恋のメロディ、フレンズ、もっと古くは怪獣映画、加山雄三映画、クレイジーキャッツ映画、GS映画・・・

暗い映画館で見つめていたのは自分にとっての“外界”だった

ここから出なければ・・

なんて考えていると最近の映画の予告編を軽く流してくれた

うん?

これが予想に反して、いい音!

素晴らしい画面!

なんとシネコン並みじゃん

最近はどんな映画館でもちゃんと努力されているのだなあ・・と感激

ぜひ私の映画もよろしくお願いします!

館主様!

 

 

 

そんでもって直射日光の痛い代々木公園

ビキニの外人が日光浴!

セントラルパークか!

米国か! 

高い緑に囲まれ、そういえば学生の頃デートといえばここばっかりだったなあ・・・とまたまた回想モード

のぞきのおっさんに囲まれて落ち着かなかったコトを思い出した

 

夜は白金で映画「20世紀少年 第1章」のラッシュ

まだ完全に撮り終わってないし

CGももだまだなので“雰囲気ラッシュ”

でも100箇所以上編集直し

(気持ちの中では全部つなぎ直し)

追撮も思いつき

こりゃたいへんだと実感

タイムリミット迫る!

出来上がるのか?「20世紀少年」!

 

 

 

2008年05月28日

今日も爽やかな朝だが、天気は崩れそうで・・・

 

 

何枚かCDを買った

朝日新聞のCD評や書評でよさげなモノはだいたい買っている

で今回まとめ買い、そして、なんだかヘンな気分になった

どれもこれも非常に完成度が高いアルバムばかりなのだが

まるでタイムスリップしたみたいに

“あの時代”なのだった

それもワタシの音体験の“ツボはまり”ばかり・・・

 

そこにはジャニスや金子マリやジェファーソンエアプレインや

ジャックスや布谷文夫や

大瀧詠一やはっぴいえんどがいた

まるでデジャビュのような・・・・

 

 

「Superfly」 superfly

「The Divorced Rockstar」 佐藤タイジ

「Rocking Chair Girl」 笹倉慎介

 

 

時代は螺旋でループする

そして「気持ち」はそのままに、肉体は朽ちていく

醸成された精神に対して肉体の賞味期限は短すぎる

3~40年では頭の中身は変化しない

聞きながらそんな虚しさを感じてしまった 

2008年の今に

1972年の無人の住宅の中庭に放り出されたような・・・

そして何度も聞いてしまうのだった

デジタルに記号化された音なのに

音の隙間に“あの気分”をしっかり感じたから

 

 

もう一枚 

「あらためまして、はじめまして、ミドリです。」 ミドリ

これスゲーなー

魂感じるなあ

動画サイトではまったなあ

盛り上がるなあ

ライブいきてー

 

 

そして 

「クロニクル」安藤裕子

なんだろう?なぜこんなに自然にハマるのか・・・

本当にじっとしてられる

 神の領域だね

 

 

もう一枚、神アルバム

「Sgt.Tsugei`s Only One Club Band」告井延隆

名古屋のスーパーバンド センチメンタルシティロマンスのリーダー告井さんのソロアルバム

ソロといってもギター一本、超絶テクでビートルズを弾きまくるすげえアルバム

ステージで再現可能の最高テクニック

指は10本しかないのにどうやっているのか?

あきれるほどすごい

これぞまさしく神の領域そのものだ

 

 

 

あたらしいアルバムの封を切るときは本当にわくわくする

ずっとそうでありたいと思う

 

 

 

 

 

今日は成城東宝スタジオでセット撮影

大好きなシーンばかりだが 

「20世紀少年 第一章」と「まぼろしの邪馬台国」の編集のことで頭がいっぱい

 

 

 

 

 

2008年05月29日

どっぷりと、雨

今日は撮影セットと撮影ベースが別棟で

現場には傘をさして行く

何時まで雨なんだろう?

 

 

映画「銀幕版スシ王子!」

メモメモメモ!

1、一番ラストのアフリカはなんと埼玉県にある

2、途中の素晴らしい独立記念日の花火は2ヶ所で同時に上がっているモノを、司とカワタロウそれぞれの背景にしたのだが、実は二人は隣り合わせ

3、映画ネタではないが、米寿司のPVに再登場する宮古島のスミコ(ヤギ)はドラマのスミコとは別人(別ヤギ)、健康上の理由で・・・

4、エンドタイトルの司、世界の寿司修行はウォーリー君を探せ並に面白い、おすすめはフランスとトルコか

 

書きたいことはまだまだ

機会があればどこかでまた!

 

 

映画「20世紀少年」

撮影はどんどん深みにはまっている

次々とすごい俳優が登場し

とんでもない展開へ

刺激的な一年になりそうだ!

と同時に地下深く編集・仕上げで唸る一年半でもある

 

映画「まぼろしの邪馬台国」=まぼたい

編集ラストスパート

これから複雑な画像処理、音処理が待ち受ける

緊張だ

緊張の夏、日本の・・・

 

About 2008年05月

2008年05月にブログ「堤幸彦のブログ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2008年04月です。

次のアーカイブは2008年06月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。