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2007年10月 アーカイブ

2007年10月02日

また旅

映画「包帯クラブ」

まだまだ上映中!

ぜひごらんあれ

 

明日からまたロケハンで遠くの地へ

早朝羽田集合

羽田と言えばJALなら出発ロビーでカレー

ANAなら検査通過後、ソバを決まって食べる

理由はない

習慣だ

明日はANA

だからソバ

 

 

先週も旅

映画「自虐の詩」のキャンペーンで

名古屋・大阪・広島・博多

当然

天むす・焼肉・たこ焼き・広島お好み焼き・博多ラーメン

次々とソウルメイト・ウエダプロデューサーと満喫

これじゃ食べ歩きだ

途中大阪でひさびさ会ったヘアーメイクの男性に

「堤ちゃん 太った~(指差し断定) おなかやばくない?」

と言われ!堤ちゃんショォォォォック!!!!

ヨルトシナミ重力食欲には勝てず

そんなに食ってりゃいたしかたないかあああ

いやいやいかんいかん

まだ間に合う

腹筋50回ヒンズースクワット100回

ヘビーダイエット決行・・・・

するか・・・

いつから?

 

そんなことより各地の皆さん

お世話になりました

(特に広島の横山さん、また今回も面白かったです!)

映画をどうぞよろしくお願いします!!!

 

 

そして日曜日

コンテ書きやら打ち合わせ、

月曜日

午前中から衣装あわせやらいろいろ

午後映画「スシ王子銀幕版」の編集

本日

同じく編集・音と音楽打ち合わせ

 

 

個人的になすべきことたくさんなのだが

今は目の前の大きな山と向き合っている

この山を上ることは大きな幸運でもあり苦悩でもある

まずは心を素にしてきちんと向き合おう

予断を排し、多角的に見て

そして“核”を見極める

きっと問われているのは“私自身”に違いない

 

 

というわけで

風呂入って養命酒飲んで寝ます

2007年10月08日

流星群

ジャコビニ流星群が見えているらしい

昨夜も睡眠時間を削って

焼酎のお湯割を飲みながら空を見ていた

何も見えなかった

今夜も挑戦か・・・

 

長い旅がひと段落

九州はよかとこばい

広島もじゃけん

 

 

今日はロケハン

雨の中、富士山近くの巨大遊園地

有明

お台場

 

 

大きなプロジェクトがゆっくり動き出している

いろんな意味で“大きい”

時間もお金もかかる

責任の大きさも緊張感も計り知れない

でもこつこつだ

一個一個の事象の考察が大事だ

地味だが大事だ

点を結んで平面を作る

平面を三次元で再構成して立体にする

立体を連続させ映像にする

光や音を加え“感情”を作る

さてそれは興奮や感動に結びつくのか?

 

まずは、点

そういえば流星群も『放射点』という一点から飛んで来るのだった 

 

 

2007年10月11日

編集

恒例の長時間編集

今夜の編集家族は皆で鍋か

江戸川橋の夕焼けは、遠く美しく

淡い真珠色の雲が泣ける

空気も温度が下がった分、きれいになったような・・・

長袖の秋

 

2007年10月13日

新車

 

かなり前からオーダーしていた自分の車がやっと届いた

地震の影響で部品の生産が遅れ

納車が延びていた

なにしろ仕事現場的に『楽』でいられる逃げ場所が車

ロケで移動ばかりなのでタフな車が必要

個人的にドライブもでき、家でもありたい

で、乗用車タイプからだんだん『寝台車』へ進化し

ドラマ「STAND UP」の頃

ニッサン・エルグランドまで行き着いた

いい車だった

満足度100%

しかし時代は進む 

ガソリン代高騰の折、ついに燃費のいいハイブリッド車を研究

熟考のすえトヨタ・アルファード ハイブリッドに乗換えを決定

そのぴかぴかの新車が昨日来た

トヨタ車は初めてである

意外とまとまりのいい外観に納得し

運転席に座ると、なんとびっくり

エンジンがかかるセルの音がしない

めちゃくちゃ静か御前

自走充電のフルタイム四駆ガソリン&電気自動車

ついに車もここまできたか

装備は覚えるまでに半年ぐらいかかりそうな充実ぶり

ハイテクナビに地デジのテレビ

車の周りに4台のカメラ・・・

でもさすが日本車

運転者を選ばない

すぐに慣れる包容力

これから毎日を共にする相棒

どんな満足度になるのか・・・

 

 

編集~ロケハンの日々

 

2007年10月21日

うーん

なんとも忙しい

書きたいことはいろいろあるが時間はない

とりあえず体調はまあまあで

意気軒昂である

それで充分だ

映画「自虐の詩」

明日、東京国際映画祭でも正式招待作品として上映になりますが

27日から全国公開です

大勢のキャスト・スタッフの力で素敵な映画に仕上がりました

ぜひ劇場でご覧ください!!

 

2007年10月24日

大泉

いよいよ撮影が始まる

一年以上続く長いプロジェクトの始まりだ

 

この時期は100個ぐらいのことが同時に進む

その一つ一つが繋がり合い反発し合い

合従連衡を繰り返す

うまく話が進むことがあればトラブルも多い

人間にはそれぞれ背負って立つものがあり

本音と建前がある

意地やプライドもある

人間関係の機微をもっと読むことが出来れば

もっとうまく運営できるのに・・・と思うことも多々あるが

いかんせん“未熟の極み”の私は反省の日々

個性の粒子運動の中で

“いい画、いい芝居”を獲得すべく一点突破せねばならない

監督業の宿命

前を向いてがんばるぞ

 

さて映画「自虐の詩」

今週末27日から公開です

ぜひぜひご覧ください!

 

 

最近物をよくなくす

が、なくした・・と思っていて実はあったりする

額にかけたまま「眼鏡がない」と言っているカンジだ

まだそれならかわいいが

重要文章をどこかに置き忘れたり

鍵をノブにかけたまま出かけたり

完全に老化現象か?

やばいなあ

脳内訓練するか

 

東映大泉撮影所はぽわんとしたいい天気

台本とにらめっこしたり

つれづれにスタッフと話したり

資料を再確認したり

食事したり

薬飲んだり

領収書の整理したり

シャープペンシルの芯を補充したり

かばんの整理したり

うろうろぐるぐる

早くカット割りしろよ・・・のチーフ助監督マルモの視線が怖い

 

2007年10月27日

自虐の詩

本日より映画「自虐の詩」公開!!

私はあんまり自分の撮った映画は見直さないのだが

この作品だけは何度も見てしまう

そしてある時は俳優に

ある時は台詞に

ある時はロケ地や装置に

ある時は音楽に、“やられて”しまう

なんたること・・・

でもきっとこれからもやられ続けるだろう

 

たくさんの方にご覧いただきたい

「自虐の詩」

 

 

大きな作品の撮影が2日終わる

まずは様子見か・・・と構えていたが

いきなりペースに乗ってしまった

緊張は否めないが

楽しんでいることも事実

“大きな感情のうねり”に到達するのはまだまだ先だが

一歩一歩行きます

 

 

時間が空いたら読もうと思っていたある本を

うっかり開いてしまった

やばいぐいぐいと引き込まれ

(そうじゃないかと思っていた)

やるべき予定のことを先送りし(明日の朝にだ)

3時間で読み終える

示唆に富む前半、共感に溢れ

引きずり込まれるドキュメントの後半

読んでいるだけで浮き足立ち

久々に一気読み

3時間予定を“押し”ても

今、読むべき必然性を感じた素晴らしい書物

頭が興奮して、一杯ぐいっと・・・・

あーあ寝坊しそう

でもいい気分転換

映画のことで頭が一杯だったので

これ安心して「元に」戻れる 

 

さて、くどいけど

映画「自虐の詩」

どうぞご覧ください!

 

2007年10月30日

集中

東映大泉で準備

集中すべき時間

考え決定しなくてはならないことが次々と・・・

ほとんど映像の構成を考えているのだが

セットとか小道具とかの細かいチェックが続く

いろんな映画のスタッフルームが長屋のようになっていて

その一室でばたばたと

 

撮影は始まったばかりで

これから多くの出来事を経験するだろう

ゆっくりと進む船のように

時間に浮いている

でも寄港地に到着する月日は決まっているから

どんなルートなのか

どんな天気なのか

嵐は来るのか

みんな健康でいられるのか

そもそも間に合うのか

心配である

 

 

映画「自虐の詩」絶賛公開中!!

映画の中で「西日がビンボーくせー!」という台詞がある

もともと台本にはなかったのだが

急に思いついて西田さんに言ってもらったのだが

昔、学生の頃、アパートを借りるときに

西日が当たる部屋はなぜか少し安かった

(1000円とか)

僕は西日が好きなのでむしろその方がよかったのだが

一般的にはなぜか敬遠された

エアコンなど常備されない時代で

夏の暑さが西日のせいで尋常ならざるものだったのかもしれない

とにかく西日が当たる部屋は“安く”思われていたのだ

よくできたラーメン屋のセットを見てたら

なぜかそのことを思い出した

それであの一言・・・・

そんなことを踏まえてぜひご覧ください

(思いついたら一口メモ また書きます)

 

さて仕事仕事

 

 

 

2007年10月31日

だんだんと

 

撮影が本格化してきた

スタジオにセットがいくつも立ち

抽象が具象になってくる

平面が立体になる

さて台本に文字で、図面に線で書かれていた無機物が

“感情”を刺激する有機物になるか・・・

シーンごとの“出口”のイメージがはたして計算どおりになるか?

何十人もの努力

たくさんの予算

かけられた時間

無駄にするもしないも1カット1カットの完成度次第

 

あー緊張する

 

 

映画「自虐の詩」一口メモ

あさひ屋のマスターが酔っ払っていかがわしい店の前を通る

その時、柳の下でマスターに

「すぐ?すぐ?」と意味不明な問いかけをする細い足の暗がりの女は

助監督のセキネ(男)である

かなりコワかわいい

でも暗くてよくわかんない・・・

それを踏まえて劇場でお楽しみください!

 

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