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2007年01月 アーカイブ

2007年01月02日

2007!

新年明けましておめでとうございます!

今年もよろしくです!

順調に公演も進み

大晦日は2006年を総括(?)するトークイヴェントで

2時間30分喋りまくり

お客様には宮古島から空輸した

宮古そばを食べていただく

その後山手通りを行進

目黒警察のあたりの歩道でカウントダウン

年を越す

目黒不動尊に初詣

最終的に残った仲間と目黒で飲み

元旦公演も多くのお客様にお越しいただく

そして本日千秋楽 打ち上げ

なんだか区切りがついた

今回の公演はかなり時間的に無理があったが

(2本の映画の仕上げ、10日後にクランクインする映画の準備に挟まれている)

直接毎回100名のお客様の反応が

「定期試験」を受けているような緊張を強いる

発せられる言葉、体の動きが「見世物」として成立しているのかどうか・・・

もう何回もこの劇場で公演しているのだが

次の一年(二年)を決する重要な儀式のように感じる

そして終わって仲間が去り

まっさらになり(初期化し)

思いっきり寂しくなって

また田畑で収穫を目指す活動に入る決意に至る

スイッチを入れるために人はいろいろな「きっかけ」を持つのだろうが

私の場合はこの劇団なのである

参加してくれた役者、スタッフ

そしてご覧いただいたお客様に本当に感謝だ

ありがとうございます

さて2007年が始まった

大きな山がいくつも立ちはだかる

とりあえず一歩ずつ登っていくことにしようか

 

2007年01月05日

そろそろ

そろそろ動き出さねば・・・

いや、遅いぐらいで・・・

劇団が終わって抜け殻状態

今夜はクレッシェンドの新年会

行かねばならんがなんだか胃が痛くて

その気にならん

ちょっとだけ顔出すか・・・

明日からは映画「自虐の詩」の編集地獄に突入

なんだか“視えている”のだが

まだまだなのだった

もう一回

もう一回と何度見たことか

そして中旬からは冬の北関東で

新作クランクイン!!

詳細は追って!!

 

2007年01月07日

働く

いよいよ労働のエンジンがかかったのだが

世間は連休?

なんで?

昨日は胃が痛かったが

土砂降りの中、映画「自虐の詩」アフレコで調布

尊敬する松尾スズキさんや大好きな野添さんやらの声録り

松尾さんと話をしていたら雑誌「Hon-Nin」の締め切りが近いことを思い出した

季刊なのだが油断していると締め切りが近くなり

めちゃくちゃ焦る

そもそも「人に読んでもらう文章を書く才能」などない

とにかく「破綻なく伝える」ことを目的に書き出すのだが

うまくいかない

いくはずもない

極めて時間がかかる

逃げ出したい

でも約束だ

オトナは約束を守るのだ・・・

がんばります

そして編集室で次の映画の脚本打ち合わせ

そして「自虐~」の編集

途中台本直しで居合わせたプロデューサーやスタッフも含めて“編集家族”

寒かったので定番の鍋!

うまかった

マツナガが胃痛に気をつかって“おじや”を用意してくれたのだが

調子に乗って“餅”を煮て食った

満腹感のつらいこと・・・

反省

朝方まで編集

今朝は昼から調布某所で映画「大帝の剣」の何度目かのDLP試写

担当技術者が試写中堂々と居眠りぶっこいてるのを見てキレかかったが我慢

まったく親方日の丸の会社は「客を相手にする」という基本的な考え方がないようで

我々マチバのスタッフには考えられないことをする

二度と行きたくないと思う

いらいらしても体に悪いのでそのままにこやかに白金のクレッシェンドスタッフルーム

次回作の準備

さていよいよカット割りでも始めるか・・・

数日でまた東京を離れることになる

寒い北関東の地でロケなのだ

 

2007年01月10日

北関東

 

今日から北関東のある都市で新作映画の撮影に入る

とても爽やかないい話だ

自然体でがんばりたい

 

 

 

 

昨日あまりに胃が痛かったので

“魔法のような胃カメラ診察”を受ける

結果多少荒れていたが薬を飲めばよくなるとのこと

よかったよかった

 

 

 

 

原稿の締め切りやら

編集チェックやら

ダビング準備やらいろいろ宿題を抱えて突入したロケだが

ホテルの部屋に“巣作り”してとりあえず落ち着く

TO DOリストを作って時間を有効に・・・

 

 

 

がんばりますよ

 

 

 

 

 

2007年01月12日

う~ん

 

撮影は淡々と進む

二日目も無事終わる

なかなか新鮮な発見が多い

これもすばらしいキャストと土地(ロケ地)の魔力か・・・

 

 

しかし

カット割り(コンテ)がまだ7割方残っている

いつものことだが

だいたい頭のすっきりしている午前中に筆は進む

コンビニの前だったり

公演のベンチだったり

 

「hon-nin」も書かなくては

ううっ

これはそれなりの気合がいる

待ち時間の数十分車の中とかで書いている

あるいは午後・・・

 

 

宿題のチェックもの(映像や音楽や)

これはホテルに帰ってから

 

 

北関東は寒い

しかし

あまりにも空が美しい

生きててよかったと思う

この空が見れて幸せだと・・・

 

 

 

 

 

2007年01月16日

包帯クラブ

 

現在北関東で撮影している映画は

天童荒太氏原作の「包帯クラブ」でした

今日で約一週間

毎日美しい空の下、撮影快調です

爽やかで、でも存在感ある作品にしたいのです

 

 

とはいえ細かい待ち時間に現場テントで

「ロングヘアーボーイ・市ヶ谷編その3」を書いている

午前中は脳が働くので撮影をガシガシしながら

書いたりカット割したり・・・

夜にはぐったりです

ホテルの部屋にある青竹踏みが気持ちいい

 

 

明日は雨か?

それはきついなあ・・・

 

 

映画「自虐の詩」も編集の最終段階へ

今度の撮休でDLPチェック!

小さな画面で作られてきた作品がやっと“独り立ち”

大きな画面でその姿を審査される

細かいカットのタイミングが命

 

 

映画「大帝の剣」はついにCGが終わって

音と音楽の段階へ

今度の撮休の前の晩に徹夜でチェック!

古くからの仲間 見岳章氏の音楽がすごい

マジな活劇

どう仕上がるか!

 

 

今年も忙しいことになりそうだ

時間を有効に

人間関係を有機的に

動きに無駄なく

思考を丁寧に

 

なんてね

でも結局どたばた

それが人生

 

 

 

 

 

 

 

 

2007年01月19日

東京

 

撮休を利用して東京に一泊戻る

新幹線でロケ地の高崎からたったの一時間

近い

千葉や神奈川の奥地でロケするよりも近いかも

 

昨日はロケを“まいて”

午後九時戻りの予定を六時ごろ戻る

久々麻布十番のジョナサンでバカ食い

そのままアオイスタジオで映画「大帝の剣」の

ダビング初日

いやー活劇

子供の頃わくわくしながら映画館に見に行った

忍者や宇宙や怪人や魔法や怪力や

もう、ごちゃごちゃ詰め込んでみました

いやー極寒の苦労を忘れて楽しんだー

記録のオクダイラと大笑い

 

 

そしてへとへとで爆睡一歩前に

昨夜放送された「とんねんるずのみなさんのおかげでした」

“R&B ロマンチックがとまらない”を見る

なにしろとんねるずのお二人、番組の重鎮スタッフのみなさんには若い頃からめちゃくちゃお世話になっている

指名してもらえるだけでも嬉しい

だから必死で撮りました

楽しかったぜ

山ちゃん、よかったね、

「おいしくて」

 

 

なんと舞台演出家 鴻上さんの御力で私が原案の作品が舞台化

「僕たちの好きだった革命」

もう企画して十年以上経つ

本当は先に映画にしたかったのだが

大好きな企画なので世に出ることが重要で

本当に鴻上さんに感謝!

2月28日からシアターアプルで

詳細は

http://www.thirdstage.com/knet/revolution/index.html

 

 

今日は午後から

映画「自虐の詩」の最終編集

これまた神経を使う

 

3月以降の新企画の打ち合わせも始まってきた

気合を入れるぞ

だー

 

 

さて

映画「包帯クラブ」の撮影は快調

若い俳優のみなさんは毎日違う表情を見せてくれて

とても新鮮で強烈で

その表情を見ているとアイデアが湧いてくる

それがこの作品の原動力だ

僕の仕事は監督というよりもクラブのおせっかいな顧問といったカンジだが

とにかく楽しんでいる

 

 

ロケで毎日日の出から日の入りまで肉眼で見ていると

死ぬまでこの天体の営みをどれだけ実際に見続けられるか考えてしまう

見ることができる限り、見ていたい

星の動きによる光や大気の極めて物理的な現象なのだが 

どうしてこんなに感情に訴えるのか

本当に美しいと思う

 

太陽や夜は全地球人が平等に味わうことができる

その美しさの前では

諍いだらけの「人間社会」が本当にむなしくなるのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2007年01月22日

がんばっとります

 

北関東・高崎でロケ続く

毎日「いい画」ゲットしてます

 

締め切りも何とか書き終え最終チェック

ちょっと気が楽に

 

寒いけどがんばります

2007年01月26日

 

夜のデパートの屋上で撮影してたら

冷たい月が見えました

ざわざわとしている地球上を無表情に見下ろして

そこに生きるものに「静まれ波」を発しているような

なんだかいたずらっぽさを感じました

 

 

 

映画「大帝の剣」

ダビング完成間近!

とんでもない活劇だ

高崎の夜の間に往復して仕上げます

 

映画「自虐の詩~あいのうた」

編集完成間近!

昨日東京でまたまた何十箇所も直したので

今夜確認します

 

 

映画「包帯クラブ」

今日全てのカット割りを終える

なんだか先が見えた

どんどん楽しくなる!

 

 

「ロングヘアーボーイ市ヶ谷編3」

書き終える

初めての×××

あの時の光景がありありと浮かぶ

 

 

鴻上さん

「僕たちの~」の稽古はうまく行ってますか?

一度覗きます!

 

 

愛読書「空想科学読本」の映画版に爆笑

 

 

 

さ、風呂はいろっと

 

 

 

 

 

2007年01月28日

キテルキテル

昨夜は「大帝の剣」ダビング(音仕上げ)で高崎を午後5時に出て新幹線

午後7時に東京麻布十番のスタジオ入り

そのままコンビニの寿司食べながら午後9時まで音を聞く

スタジオの微妙な位置で大胆に音が変りびっくりする

まあ、どこのスタジオでもそうなのだが・・・

大昔4チャンネルマトリックスステレオを部屋の真ん中で正座して聞いたことを思い出す

そして午後9時40分の新幹線で一時間後高崎戻り

国体でなんだかざわざわしている高崎

一目散にホテル・風呂・睡眠

今朝、小学校のロケで待ち時間にふざけて竹馬

まったく乗れず

らくらく乗れる照明部の女性の笑い声が悔しく再チャレンジ

竹馬といっても足の高さは地上5センチ程度の初心者用

何度か試すが「乗り方のコツ」がまったく掴めず

ええぃっ っと無理してバランスを前に

しかしずるっと滑って思いっきり転倒

両足中空に浮いたような典型的なコケジャンプ

腰から木製の椅子に激突

ついた手もざっくり皮向け

血だらけ

痛いのなんのって・・・

痛い

衆人環視の中転ぶのは何年ぶりか

メーキングはまわってないし

本当の転び損

その後撮影中、腰はじわじわと腫れ出し

バンテリンやら鎮痛剤やら

血は止まらず

マキロンやら絆創膏やら

「包帯」どころではなく・・・・

でもつつがなく撮影は進む

だって悪いのは自分だし

うーん痛い

 

明日はまた夜東京へ

徹夜の予定

うーんきつい

 

居酒屋行きたい

でも寝よ 

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