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2006年05月 アーカイブ

2006年05月04日

富山〜大阪〜新潟

映画「明日の記憶」キャンペーン第三弾

いい旅でした

具体的には「明日の記憶・公式ホームページブログ」に詳しいので省くが

印象的なことをいくつか・・・



富山

テレビ番組の取材で「川べりを歩く」という“演技”をする

ああ、恥ずかしい

写真を見るとすげえ「がにまた」でチャップリンみたいだ



富山市の建築に興味



ファボーレ東宝さん(日本映画の奇跡を生む富山のシネコンさん)の熱意には敬服(二度目!)

どうかよろしくお願いします!



「サンダーバード」というすごい名前の電車で大阪へ

本読んでたら雷の中、警笛を鳴らして急停車

踏み切りで車がぎりぎり通過したらしく念のため止まったらしい

「サンダーバード」が救助隊呼んじゃしゃれになんない

って“雷鳥”って意味であの「サンダーバード」とはカンケーないし







大阪

忙しかった



浜村淳さんにほめられる

すげえうれしい



商工会議所の大きな試写会で挨拶

謙さんが別の試写会で同時刻に挨拶

謙さんが戻るまでトークで“つなぐ”

うまく喋れない

人前に出るのはもうよそう・・とか思いながら必死で喋る





25名という少人数試写会

この映画はうまく「何か」を伝えられているのか

不安だったがお客様の体温を感じた

終了後謙さんとめちゃくちゃおいしい串揚げを食べながら

「この映画をやってよかった」とぼそぼそと語り合う





大阪→新潟

空路で移動

伊丹空港が激混み

ぎりぎり間に合う

またしても愛知県上空をフライト

知多半島から名古屋市の実家上空

南アルプス越しに富士山がくっきり

写真撮りまくる







新潟

謙さんと樋口さんの故郷





温かい対応に驚く

とりわけ県知事さんが記者会見にお越しいただいたのはびっくり

始まるまでしばし会話

知事なる方と話をするのは初めてだ

短い時間だったが、国際的で、若く柔軟で聡明な人との印象

こんな人ばかりだったらずいぶん日本も変わるのに、たぶん・・・と思う





夕方の生放送に出演

カメラマンもオーディオさんもADさんも女性クルーでびっくり

ちなみに聞いたらカメラマンの一人は東放学園の後輩でした

しかし全国どこへ行っても女性スタッフ大活躍

いいことだ

うちの会社も女性だらけだし・・・







キャンペーンでお世話になりました全国の皆さん

本当にありがとうございました



5月13日全国東映系公開

よろしくお願いします!









新幹線で東京に戻る

取材や舞台挨拶での謙さんや樋口さんやご覧になった方々の話を思い出す

みなさんまるで“自分のことのように”語っていただける

もちろん私もそうである

つくづく参加してよかったと思う

そして、もう一度「明日の記憶」を見直したくなった














2006年05月06日

風薫る・・・

明らかに季節が変わった

風の匂いが違う



5月13日の映画「明日の記憶」公開に向けてドキドキな日々







作品A〜Cと格闘

考えては、また、考え、没頭している自分にはっとする





その間に映画を何本か

「キャッチ・ア・ウェーブ」

いやぁやられた そのシンプルさにやられた

純粋で飾りがなく

基本だな

あまりにも基本過ぎて涙が出てくる

最初に海が見える瞬間から感動する

「あの頃のオレ、そう、波乗りしていた昭和の頃のオレ(←うそ)」がそこにいるから・・・

「ロングボードのユウ」といわれていたオレ・・・(←うそ)

久々に蔵からボードとセックスワックスとワーゲンとトップサイダーのデッキシューズを出して、湘南のベアーに会いに行こう(←ありえない、「蔵」なんて一つもない、「ベアー」って誰だよ)



とにかく気持よく映画館を出た

渋谷の青空が光っていた

こんな気持ちにさせてくれる映画はいいな







「夜よ、こんにちは」

イタリアの巨匠マルコ・ベッキオの社会派

テロリズムと揺れ動く人間、歴史上のある事件を生々しく・・・

このような作品が出来るのも「映画だな・・」と思う

リアリズムという点では?も多々あったが

(すごい楽観主義に見えた、でも実際はそんなものか)

精神的に追い詰められる緊迫感に胸が苦しくなった

救いや出口のない、結論が見えている袋小路

「組織された人間の営み」の虚しさをあらためて知る

またこの事件の裏で蠢く「より暴力的な何か」をも考えざるを得ないし

単なるドキュメントではなく“独創的視点”が違和感なく存在し

高い次元の作品であることを認識する





そしてまたまた渋谷の街に出る

夜に煌く都市が別の意味でまぶしい

この作品もまた「映画作りとはなんだろう」と考えさせてくれる






2006年05月08日

曇天

次の作品の脚本を読んだり、調べものをしたり、映画見たり、散歩したり、買い物したり、人にあったり、DVD買ったり見たり、CD買ったり聞いたり、PCに向き合ったり、掃除したり、写真撮ったり、めし食ったり、撮影調査で街を歩き回ったり、悩んだり笑ったりしているうちに休日が終わってしまった

そんないくつかのことで時間を浪費して少しは自分の“何かレヴェルのようなもの”が向上したのだろうか

知性とか体力とか忍耐力と集中力とかね・・・

測定器がないからなんともいえないが

あ〜んまり変わらん気がする

いや確実に「ほぼ同じ」だ

こうやっていっぱいいろんなことを毎日繰り返してきたけれど、50年も・・・何か身に付いたのか?と問われると「う〜ん」という寂しいことになる

そんな自問自答の連続

そろそろはっきり「わしはこうじゃ!」という自分の“形容詞”を見つけないと

ワタシの葬式の時にみんな挨拶に困ってしまう

「え〜っと・・故人は・・・いろいろと努力され・・・えー・・特に・・・あれは・・・あれ?・・・それなりに・・・抜きん出ておられ・・・・たかな?・・・とにかくご愁傷さまです・・・よね?」

なんだかわからない

早く何とか見つけよう

時間ないね









土曜日は東放学園のCMに出演演出

照れくさかったが必死でやりました

6月に都内の映画館でかかるらしい





映画「明日の記憶」

今週土曜日から公開!

緊張する










2006年05月10日

今週

一昨日は

映画「明日の記憶」の記者発表、完成披露試写舞台挨拶でした



昨日はイイノホールでの「明日の記憶」試写会で舞台挨拶



今日は映画「トリック劇場版2」の取材、記者発表、完成披露試写舞台挨拶



そして13日土曜日 

「明日の記憶」公開初日舞台挨拶





ありがたいことだ

がんばりたいと思うのだが

問題点が二つ





1、この時期に着る“自分なり”の「きちんとした服」を東京駅の大丸のいろんなショップで買ったのだが、毎日イヴェントが続くとクリーニングが間に合わない

しかもジャケットとかにほんの少しだけ皮とかついてて、ワンディクリーニングを断られる そこをマツナガやワタシが「そこを何とか!」と○○舎にお願い(強いお願い・・)して困らせている

2、昨晩から風邪を引いた  のどが痛くてたまらん 





ま、いろいろ、ある

2006年05月11日

う〜ん

この大事な時期に風邪だ・・・

今日は昼の予定はキャンセル

すごくやりたい打ち合わせだったのだが残念だ



うー、のど痛ェ

明日は一日喋りっぱなしだから今日中に直すぞ!





昨日は久々にトリックの面々に会う

「気心知れた・・」とはこのことか

辛い現場をがんばってきたから、なんだか家族や親戚のよーだ

あっ仲間さん、橋田賞おめでとー!!









さて、今週13日土曜日

映画「明日の記憶」初日

多くの皆さんにごらんいただきたい

よろしくお願いします






2006年05月12日

5月13日

映画「明日の記憶」

5月13日より全国で公開です



キャスト・スタッフ一丸となって作り上げた作品です

語りだしたら止まらない、思い出深い映画になりました

ぜひごらんください






2006年05月13日

空趣味写真upのお知らせ

日記の投稿の方でご質問があったため掲載いたします

空趣味写真の一般投稿に関してですが下記のURLより投稿できます

http://www.crescendo.co.jp/form/index.html

不定期の更新になりますが、ぜひ皆様の空趣味を気軽にアップしていただければと思います



クレッシェンド Web管理

2006年05月14日

初日

無事に初日を終えた

なんだかほっとした

多くの方々が見ていただいたようだ

うれしい

素直にうれしい





何かの拍子にふっと立ち止まると

この作品「明日の記憶」のことを考えていた

この一年半ずっとそうだ



だから公開になってうれしい

人々に届いて、うれしいのだ

雨が降っていたがそんな気分




2006年05月15日

一山超えた

〜感があるが、気を抜いてはいけない

「考えること」「やること」はこれからの方が多い



昨夜は日曜日なのにクレッシェンドの全社レクリエーションディ

ってもボーリング大会

もちろん私はボーリングには行かず・・・

なぜならうますぎて差がつくから

私は見事なボーリング世代でマイボールすら持っていた

ワンゲームでコンスタントに200越え

たぶん素人では相手にならない・・・





もちろんウソ

ウソに決まっている

ボーリングもサーフィンもまったくだめ

とにかく体を動かす「技術的」なことはまったく苦手

逆上がりも倒立前転も跳び箱ででんぐり返しも縄跳びのエックス跳びもまったく無理

レーンでカーブするボーリングの投球なんて信じられない

無理無理無理

ウソはうまいが

あはは







二次会の食事会から参加

ドラマチーム

PVチーム

報道ステーションチーム

デジタルコンテンツチーム

総務、経理、デスクチーム

プロデューサー

二階氏をはじめとする監督、ディレクター(私もその一人)

小原氏をはじめとする作家チーム・・・



相当な人数だった

総じていえる事は女性が多く

女性主導型の会社だということか

マンションの一室でスチールデスクも無くはじめた会社だったが

もう13年目

引き立てていただいたさまざまな方々に感謝感謝である





そしてお約束のカラオケだったが

風邪で咳が止まなかったので途中リタイア







さてまた新しい週

本格的に始動する作品Aの重要な顔合わせが夜にある

気合を入れねば





そろそろたまった空趣味も放出の時期だね

セレクトに入ることにしよう





英会話の学習の再開を決意

今度は「逃げられない」ようなシステム

短期集中で!





もしかしたら重大な「ある決意」をするかも

私の身体にとってコペルニクス的転換をもたらす出来事

勇気がいるのでしっかり考えようと思っている













映画「明日の記憶」

ひとまず順調なようです

少し年齢的に「上」の映画に見られがちですが

そんなことはありません

10代20代の方もお誘いあわせの上、どうぞごらんください


















2006年05月17日

Tシャツ

昼間はTシャツで過ごせる日が多くなってきた

体冷やすのはあまりよくないが・・・



昨日は一日下北沢

なんだか再発見が多い街

大学生の頃,住んでいた

そのときからずっとあるのは眠亭というラーメン屋

スズナリの近く

当時は二日に一回行ってたね

隣がコインランドリーと風呂屋だったし(当時ね、当時)

私の皮下に眠亭のアブラがうっすらと層を成していた

江戸っ子ラーメンがとにかくうまかった

やばい食べたくなった

アブラが恋しい





夜は本多劇場で大人計画「まとまったお金の唄」

松尾さんのお芝居のことを何か文字にするというだけで

無理なカンジだ

あらゆる角度で批評(私の場合感想)を受け付けない

二時間強、目の前で繰り広げられる“現実”はある種の「生き物」だ

私も時代的に共感する設定も

笑いの全方位な攻撃も

宝石をちりばめたような台詞も

その生き物のほんの一部だ

その生き物の全体を捉えられないもどかしさと

その生き物の目の前にいる幸福が

ぐちゃぐちゃになって

自分が客席で小さくなっていくのがわかる





舞台効果の煙がうっすら流れてきて

風邪のため咳する喉の押さえが利かず

(咳止めドロップ40個なめたが)

隣に座られた著名な方に迷惑をかけた

ほんとごめんなさい





我慢するのでアブラ汗をかき

呼吸も苦しく

しかし舞台に精神を取られ

プチ幽体離脱みたいになった

アブラ汗・・・



やっぱ下北は「アブラ」だ







その後、下北で飲み歩き

ベンガルさんとかとすれ違い

下北だなあ・・・と実感






2006年05月21日

風の日

風が雨や太陽や温度を運んでくるあわただしい一日





次作の準備をしきりと・・・

ボワンとした想像上の人物達が次第に形を成す

不安が期待に変わる

それは幸福な瞬間・・・





映画「トリック劇場版2」の公開は6月10日

だんだん周りがざわつきだしてきた

取材も多い

キャンペーンもありそうだ

よろしくねっ・・・です





映画「サイレン」のDVD用オーディオコメンタリーを録った

久々に会った市川さんとマイクに向かう

ついついよけいなことを喋り倒して80分あっという間に

ちょっと反省しつつ雨の赤坂





ある方から依頼された「分厚い書き物」のことを時々思い出しては

ドキドキしている

もともと文才は“まったく”といっていいほど無い

つーか「文章のいろは」もわからん

どうやって乗り超えるべきか思案







空写真、たまり過ぎ



咳止まず

夜が辛いのねん







映画「明日の記憶」

たいへん温かく受け止められていて感謝である

渡辺謙さんの地道な努力が功を奏した

私もこの作品は監督しながら

「何かを与えられた」貴重な作品だ

きっとこれからの作品作りに大きな影響があるだろう

なぜならまだまだ「熱」が冷めないからだ

多くの方にごらんいただきたい




2006年05月22日

「誰?」

今度出る、渡辺謙さんの本である

映画「明日の記憶」の撮影記でありながら

ご自身に生起している様々な出来事の正直な記述でもある

文章が読みやすく的確で

素養の幅広さに敬服する

そして何よりもこの作品への情熱がほとばしり

苦痛や不安を乗り越えていく様が、感動する

撮影をしていた時期はほぼ毎日ご一緒させてもらっていたが(あたりまえだ)

この本を読むと、撮影の一方の当事者でありながら、あらためて気づかされることも多く

自分の観察眼の無さや、注意力の足りなさに驚き、反省

わかりやすく、上質の「映画入門書」でもあり

“渡辺謙”という傑出した人物の精神を垣間みることができる「人物ドキュメンタリー」でもある

ワタシはこの本を読んで数回泣いてしまった

人知れず「自分の内部」と戦って、そして「勝つ」姿に感動したのだった

「世界のケンワタナベ」はきちんと「努力」している

そこに打たれる

2006年05月24日

雷が鳴り響き

雨がたたきつける



昼過ぎに作品Aの打ち合わせが終わって

散歩でもしようかと思ったがやるべきことがありすぎて諦めた

諦めてよかった

ヌレネズミになるところだった



昨日は突然思い立ってパソコンを買いに渋谷

映画「明日の記憶」の上映館の下の大手家電

ちょうど入れ替えの時間でご覧になるお客様とエレベーターが同じ

大勢の方々に「ありがとうございます」と心の中で手を合わせる



PCに強い我が社のミムラとイチヤマに付き合ってもらう

今まではVAIOだったが

ミムラいわく「・・・うーん」

私「でもかっこいいよね、VAIO」

ミムラ「重量とか画面とか長く使ったときの消耗度とか判定基準はいろいろあって、形ではないです」

私「そ・・・・だよね」

ミムラ「目的は?」

私「ま、ネットでしょ、メールでしょ、作文、写真、ipod・・・動画はDVDが見れて焼ければいいかな、そんなもんだ」

ミムラ「私のお薦めは・・・これです!」

と意外にもSHARPのMebius

どうしてもいろいろ「付いてる」電気製品のイメージが強くて

パソコンはどうなの?というカンジだったが

ミムラ「いやSHARPのPC開発は最も先駆的で信頼がおけます。ウチの作家の皆さんもこの機種です」と自信満々

私「・・・」

確かにキーボードはめちゃくちゃ打ちやすい

そして軽い

画面も明るくて見やすい



というわけで購入

今までのデータをすべて移し変えてもらい

ネットの設定などをやってもらい

(私はできません)

新PCでの初日記!!

打ちやすい!!

ちょっと根をつめて書かねばならないモノが控えているので

ちょうどよかった





てなことを書いていたら雨がやみ

日がさしてきたなような・・・







読まねばならない書類が山積み

がんばるぞ





映画「間宮兄弟」見たい!






















2006年05月25日

だんだんと

だんだんと忙しくなってきた



今日は午後、超有名月刊誌の取材で築地

同級生が写真に納まるというこれまた超有名な紙面

ずっと両親が読んでいた月刊誌で、このページも見馴れていて

会社社長とか政治家とか医者とか踊りの師匠とか

とにかくワタシとは違う世界の人々のコーナーだと思っていた

まさかそこにワタシのような輩が・・・



というわけで築地は卸売市場にある「魚河岸三代目 千秋」というお店にイソイソ出かける

ご存知の方も多いがあの平野文さんのお店

ワタシと平野さんは名古屋の城山中学の同級生なのだった

ただし彼女は中学校時代から大スター

「中学生日記」やらいろいろ出演されていてたいへんな方であった

もちろんワタシのような凡人にとっては雲の上の人

時は経ち、「セカチュー」ドラマなどで再会(ちゅーか初対面)

仲良くさせていただいている



まずは「千秋」で合流して、昼食

うまい!

魚がうまい!

上品に少しずつ手の込んだ料理がたくさん

「生きててよかった・・」と感動

話も弾み、昔話やら最近の話やら健康の話やら・・・

人として魅力的な方だなあ・・とお顔を見ながら再確認



そして写真に“仲良く”納まり

市場で推薦された干物などを買い大満足

平野さん、ありがとうございました!

今度飲みましょう!



しかし格調高いその月刊誌もほんとにワタシでよかったのかしらん・・・

不思議だ







そのまま路上で昼寝

(ってもちろん車の中で)

広尾へ





尊敬する超有名脚本家の方と打ち合わせ

詳しくは書けぬが

まさに“有意義な”時間だった

「発想の拡がり」「ストーリーの構築」「プレゼンのつぼ」とはこういうことか・・・

“話”を聞きながら魔法にかけられたような気持ちになる

作品への意欲がめちゃくちゃ高まる





広尾のあんみつ屋で我が社副社長フクトミと雑談

深刻な問題は多い

しかしこの人と話していると前向きになる





歩いて高輪

最近は「路地探し」に凝っていて、猫しか通れないような路地に入っていく

そのうち捕まったりして







ばたばたと作品が動き出す

新PCでの書き物もそろそろ動き出さねば










2006年05月28日

橋渡し

日曜日である

雨もやみ、空気は暑くもなく寒くもなく、しかし陽は射さず

季節の「橋渡し」のような日

春から梅雨

そして夏

眼に見えて季節が次の季節を内包しつつ段階的に変化する



正直、心中穏やかでない

作品と作品が大きく重なる時期でもある

落ち着かない

晴れ間と曇り空、雨、雷が交錯するように

期待と不安、心配事、トラブルが混じり合う

空を見上げる度に違う空が見える

目線を下げる度に想起する様々な出来事

物理的な大気の循環が抽象的な感情を生む



体調も崩しがちになる

自己管理の時

そしてポジティブに!



気がつくと作品は大きく変わって「楽しい現場」の時になる

すると季節も変わるのだ




















2006年05月29日

間宮兄弟

幸せになりました

映画「間宮兄弟」

そこには僕の大好きな森田監督がいた

もう「うふふ」の連続だった

キャスティングも

ストーリーも

あらゆるSEも

食べ物も

美術装飾も

ゲームも

風呂屋(の喧嘩)も

窓外も

着ぐるみも

商店街も

ちょっとHも

新幹線も

お父さん(の写真)も

「だんだん○○なろう」も

レストランウエイターも

反省会も

ジャングルジムも・・・



書ききれないが1980年代のわくわくする森田監督がそこにはいたのだった

映画ってこんなに面白いんだと気付かせてくれた人

ワタシに映画デビューのきっかけをくれた恩人

ワタシの遠い目標

楽しみました!

いい気持ちになりました

いやなことも忘れて餃子を食べました

どんな「友達」よりも効果がありました

ありがとうございました!

ワタシもがんばります!







次回作で毎日ばたばたと

もうすぐ内容が明らかに!





今日は夕方、映画「明日の記憶」に出てもらったMCUとTFMの番組に出演

キックで一曲、ソロで二曲PVを撮った仲でもある

顔を見ているとまた仕事したくなるいい男

ずいぶんラフな会話で楽しいひと時を半蔵門で





その後、恵比寿

とある超有名人と打ち合わせ

いつもこの方と会うとすごく緊張する

うまく喋れなくなる

必死で考えながら語る語る





食事する時間がなくて高輪で立ち食いそば



会社で映画「大帝の剣」のCG部分チェック

CGはなんと1000カット以上!

大変だが(CGセクションがね)面白くなりそうだ

がんばろう









岡田真澄さんのご冥福をお祈りします

「トリック」に出ていただいて光栄でした

安らかにお眠りください






2006年05月31日

下北サンデーズ!

作品Aはテレビ朝日系で7月スタートする木曜ドラマ

「下北サンデーズ」!でした

下北・・といっても青森の下北半島のことではございません

東京の下北沢

演劇や若者の街として有名で、ワタシもその昔、住んでおりました

面積にすればほんとに小さな街を中心に、ある劇団とそれを取り巻く人々の物語

ビンボーで何も持ってないが「譲れない大きな心」を持っている若者

破れた夢と現実の行き詰まりが彼らによって変化していく大人たちのオモシロオカシクも切ないお話です



もともとワタシと石田衣良氏、藤井フミヤ氏の三人で企画されたストーリー

それを石田氏が現在、『Papyrus』という雑誌で小説として連載中

脚本は「ピカ☆ンチ」でご一緒した河原雅彦氏をはじめとして実際小劇団を率いている強力ライターの皆さん

音楽はフミヤ氏の「下北以上、原宿未満」という一度聞いたら忘れられないこれまた強力な主題歌、そして世界をまたにかけて活躍する屋敷豪太氏

おなじみ堤組スタッフ



主演に連ドラ連投の上戸彩さん!



実に楽しみであります



毎日下北沢でネタ探し

風呂なしアパートで夢探し

がんばります!

お楽しみに!









昨日今日とロケハン

今夜は映画「トリック劇場版2」の試写会

何度目だ試写会

毎回お客様の反応が楽しみ

そして明日あさってと大阪・名古屋キャンペーン

6月10日公開です!







映画「明日の記憶」は好調のようでうれしい

渡辺謙さんをはじめとするかかわった皆さんとの日々を思い出す

それはワタシにとって“宝物”のような日々だったのだ

ご覧になった方々すべてに感謝です!

そしてまだご覧いただけてない方

ぜひ劇場にお越しください!









そして楽しい事ばかりではなかった

連ドラの脚本6本分と向き合う・・・う〜ん

その先の作品の準備も同時並行し・・・う〜ん

“書かねばならない”物件にいよいよ突入・・・う〜ん

空趣味もそろそろだし・・・あ〜〜・・

「ワタシのコペ転」のために身を清め

読まねばならない本もたまってきた

・・・う〜ん

まずは昼寝か・・

だめじゃん







クレッシェンドHPのTOPページがリニューアル

これで我が社が少しわかりやすくなった

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