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2006年04月 アーカイブ

2006年04月01日

桜咲きすぎ・・・

毎年思うが桜ってこんなにもいっぱいあるものなのか

普段は目立たぬのに

年一で目一杯に・・・

切ないねえ





「トリック劇場版2」完成間近

細かく音を遊びつつスタジオ三昧

同じビルで「大帝の剣」も仮仮編集ほぼ決着

久々にオクダイラの琉球メシ

今夕、編集家族復活



明日は埼玉で巨大コンサート

明後日は都内某所で関係者の春の大宴会

なんだか浮かれる日々なのだが・・・







新調したいものたくさん

旅行カバン

春物スーツ(意外と必要、舞台挨拶とか)



パソコン

財布

そろそろ眼鏡

奥歯



冬モノはもう仕舞っていいのか

悩む時期だね








2006年04月03日

夜をぶっとばせ

最近あまり気分がすぐれないのだが

(気になることが4つ以上になるとまったく“だめ”になる、思考の堂々巡り)

今夜は、今夜だけは、違った



さいたまスーパーアリーナ

ザ・ローリング・ストーンズ A BIGGER BANG TOUR

実は生ストーンズは二回目

毎回これが最後と煽られる

今回はそうかも・・・と思い奮発してゴールデンサークル席(ま、アリーナのカブリツキ席、なんと65000円!)

我が社屈指のストーンズオタク・マツドPの完全解説&エアギター付き

(マツドPはほぼツアー全行程見ているのだった)

ほぼ熱狂的なストーンズファンの居並ぶブロックの真ん中でTシャツになるや

キースがギターをかき鳴らし始めた

Jumpin`Jack Fiash!



いやー

あまりに強烈でうまく気持ちがまとまらない

細かい“泣く”ポイントは何百個とあるのだが

2時間近いライブを目の前で見て

(ほんと目の前にステージが移動してきた!チャーリーワッツと目が合った!)

踊り叫び泣き笑い、

そして思ったことは

「オレがこんな風なのはこの人たちのせいだ!」

もちろんまったくの言いがかりだ

だいたいストーンズは守備範囲ではなかった

でも「基本中の基本」

人生踏み外しの教師、いや親、いやいや神だな

レッドツェッペリン

ディープパープル

クリーム

ジョンレノン

ジョージハリスン

ジミヘンドリックス

テンイヤーズアフター

ステッペンウルフ

ブルースプロジェクト

ヴァニラファッジ・・・

ロックは多神教

ローリングストーンズだけが神ではないが

現存する世界遺産的バンドはやはり確固たる「神」だった

何もかもが「神」だった



動き

ギター(キースのテレキャス!)

投げられるピック

カポタスト

ボトルネック

シンプルなドラムセット

選曲

くわえ煙草

笑顔(ロンウッド!)

速度

リフ

位置

ミックの肩に手を置くキース

・・・・・

何もかもがROCKであり

「人生をだめにする要素」が塊でそこにあった!

巨大ビジネスとして存在していることの驚きよりも

「変わらないこと=ROCKしていること」への畏怖の念が先立つ

なんとも簡単に少年に初期化されてしまったのだった

ザ・ローリング・ストーンズ!

やばかった!

あの「どきどき」はオレの中でまだ生きていた!

Let`s Spend The Night Together







そして東京(現実)に戻りながら

本当に心許せるものと向き合う時間はあまりにも短く

向き合うべき人生は長く重いことを考える

しかしそれでもいい

心許せるものとたくさん出会ってきたからだ
























2006年04月05日

小旅行

今日から小旅行

仕事ではない

数日間、現実逃避

写真撮ろ





おとついの夜は「堤組・春の大宴会」

六本木のカラオケボックスのパーティールームを6時間借り切って大騒ぎ

気心の知れた約50人

途中我が社代表ナガサカ氏も乱入(なんとその日が誕生日!カメラマンのカラサワ・マダラメも今日とか明日とか誕生日)

24時近くまでトーク&唄!

劇団関係中心に大盛り上がり!

喋ったね

唄ったね

呑んだね



その後、何人かでしっぽりと呑み

いい夜だった





昨日は昔お世話になってずっと会いたかった方に再会

“前向きな”打ち合わせ

いい昼だった





仕事部屋の徹底掃除

資料など半分以上捨てる

ああすっきり

とっといても見ないものばっかりだからね

ほんとに一区切りだ

気になっていることも一つ解決したし

すっきりと

明日へ!


2006年04月09日

終わり!

小旅行終わりっ!

いい旅だった

素晴らしいものに参加し

美しいものを見て

いい空気を吸い

おいしいものを食べ

魅力的な人々に会った

“個人旅行”にとどまらず

いつか作品に返せる、いい旅でした

お世話になった皆様に感謝します!





そして日常

非日常から日常



の間もなく次の水曜日からある目的でNY

またまた非日常的小旅行



そしてその次の週から映画「明日の記憶」のキャンペーンなどで

ほぼ全国行脚

旅の時

そしてそれはとりもなおさず自分と向き合う時


2006年04月10日

ほぼ日刊イトイ新聞

で、「『明日の記憶』とつきあう」という連続企画

ありがたいことだ

私とイトイさんの対談も順次アップされる

ありがたいことだ

渡辺謙さんとイトイさんの往復書簡も続けられている

ありがたい内容だ



http://www.1101.com/ashitanokioku/



イトイさんは私の先輩だ

大学の

ただ私もイトイさんも中退

ますます先輩だ

大昔にドラマみたいな作品に俳優として出てもらったことがある

すごく楽しかったのを覚えている

先日も対談させていただき

自然と素直にいろいろ語り合えた

話していて

「こんな兄さんいたら、オレももっと面白い人生が送れただろうな」と

小学校以来の“アニキいないトラウマ”を思い出した

私もイトイさんのように自然体で生きたいとつくづく思った次第

だって「目が少年」だったから・・・



「明日の記憶」

5月13日公開

語るべきことはたくさんある

これまでも(これまでの作品に比べたら)かなり多くの取材を受けて

語ってきた

これからも語るだろう

この作品に“幸福にもかかわることができた”私として

その気持ちを伝えることで作品への最後の監督業を成し遂げたいと思っている

しかし語れないこと、何万語費やしてもうまく表現できないこともある

それは映画の中に織り込んだつもりだ

人によって感じ方も感想もさまざまだと思う

が、「人に見せるモノ」を作り始めて25年あまり

生きはじめて50年あまり

やっと「照れずに語れる、そして全部はうまく語れない」作品ができた

いい結節点だ

この先の“決意”もできた

よりナンセンスへと雪崩れ込むことも出来る

ぜひ多くの方にごらんいただきたい





21日 松山

24日 福岡

25日 名古屋

26日 札幌





5月1日富山

2日  大阪

3日  新潟

取材&試写会舞台挨拶の予定

楽しみです!














2006年04月11日

NY

ちょっと訳あって数日マンハッタンへ

その昔、慣れ親しんだ(でもないか)街

もちろん前回訪れた時(「恋愛寫眞」の時だ!)から比べても

相当に変化しているだろう

ましてや私が住んでいた頃なんて1990年ぐらいだから

“超”相当に変化しているだろう

もちろんチャイナタウンとか変わらない佇まいも多いはずだ

9・11からダウンタウンがどんな変貌を遂げたのか?

興味深い

歩き回りたい

時間があれば新設された現代美術館にも行きたいが

忙しそうなので(一応、仕事だ、いや、完璧に仕事だ)無理だろうな

それにしても12時間のフライトはきつい

映画2本みて

本読んで

飯食って

ゲームして

脚本とか読んで

うつらうつらして

ぐっすり寝ると時差ボケきつくなるのでがまんがまん

さてNY!

まだ「あの店」はあるだろうか


2006年04月17日

あー疲れた・・・

ニューヨークから戻ってきた

ばたばたと駆け足で走り抜けた

時差ぼけで朦朧とする中、

仕事仕事仕事

中華料理イタリア料理韓国料理

自由の女神にライオンキング

新装モダンアート美術館

恒例夜明けのウォーキング

空空空

昔の仲間とも再会

短い時間で仕事の合間にばたばたばた

ま、時間の使い方がわかる街だから効率はいいが・・・



往復のJALで映画見まくり

食べまくりで反ダイエット

戻さなきゃ





そして成田から

古くからの恩人とのアポで、合流すべく日曜日の秋葉原

「ものすごい空間」の渦中に

すごかった!

そして恵比寿で食事

うまかった!

昔話に花が咲く

笑った!

そのまま、代官山の美容室

髪を切り、染め直す

もうほとんど半寝

現実と夢の境目がない

しかし夜半過ぎからまた復活

あーあ

「戻りの時差ぼけ」はなかなか取れないのだった










2006年04月19日

大阪

昨日今日と、とある作品のためのイメージロケハンで大阪

ディープな大阪を堪能

インパクトの強さではニューヨークやネパールに匹敵する

仲間と歩き倒す中、心に「何か」が降ってきた

これが大事

ロケハンでこれを体感できないと行った意味がない



終わって皆で焼き肉を食べながら

「やっぱ大阪やねん」とにわか関西弁



旅もたくさんするが土地の力を感じたくて行っている

その力に何かを求めている

作品作りだったり

気持ちのリセットだったり

単なる興味だったり

その力で「いろいろ」動かす、発想するのだ





夕方東京駅

明日から映画「明日の記憶」キャンペーンが続く

着ていく服もないので

東京駅大丸で物色

もう夏服です
















2006年04月21日

松山

あした(今日)

「明日の記憶」キャンペーンで松山です

ご当地の皆さん

よろしくお願いします

じゃこ天食べたい





ちなみに今日はフジテレビで

「銀幕会議」に出演

佐野さん、入江さんとひさびさ再会

楽しかった

長々と喋ってしまったが30分番組だからちょっとだけよ

たぶん



いよいよ「明日の記憶」キャンペーンに大突入!!

2006年04月23日

日曜日〜人生で何度目だ?日曜日

松山は楽しかった

いい人々と触れ合えた

ラジオやテレビで喋らせていただいた

生放送にも“出演”した



先日の「銀幕会議」でも思ったのだが

いわゆる「AD」という職種が気になる

インカムして「五秒前っ!」とか言っている若いスタッフなのだが(若いスタッフの独壇場)28年前私が始めてADを体験し生放送のスタジオの隅で震えていたことを思い出してしまうのだった

そのときの体験が強烈だったがゆえに感情移入してしまう

私自身、AD業が身についたときの喜びがとても大きかった

まさに「蝶のように舞い蜂のように刺す」スタジオのスター・・と自分では思っていた(なぜか目上の人々は私のことを『電信柱』と言っていたが・・・立っているだけ?)

はじめて「なんかオレでもやれることあるんだ」と思った

しかも一番向いてなさそうなスポーツ系(動きとしてのね)の仕事・・・

だからADをやっている若者を見ると「この人、今どれくらいのレベルなのかしらん?」と考えてしまい、いとおしくなるのだった

ま、向こうからすると「おっさん、見るんじゃねーよ」となっているだろうが・・





とにかく松山は空が広くて素敵な場所

(実は私、今年は道後温泉で年越しした)

善人の町・・そんな印象でした

なぜか日本蕎麦にラーメンとバカウマの食事で満足!

あっ!ぶつぶつ食べたいと言っていた「じゃこ天」もしっかり用意していただいたのでした

サンキューマツヤマ!

映画よろしくお願いします!





昨日は母校東放学園の映画専門学校で講義

まなざしが真剣で喋りやすかった

海外の留学生も多く気合が入る

作品暦やら最近の仕事紹介やら質疑応答やら

あっという間の90分





午後業界のカリスマプロデューサーに呼ばれる

思った通りの気迫、眼光、オーラ

迫力ある「大人」の前では『小動物』になってしまうのだった

自分のことを説明するので精一杯

ま、説明しなくても私が「どのレベル」かなんてすぐにわかってしまうのだろうが・・





その後、日比谷で打ち合わせ

仲間と屋台で焼き鳥を食いたかったが

意外と人が多く

うなぎ





そして高輪まで徒歩で帰る







今夜から福岡〜名古屋〜札幌

ラーメン〜味噌煮込みうどん〜ラーメン・・って麺ばっかじゃん!

がんばります










2006年04月27日

福岡〜名古屋〜札幌

映画「明日の記憶」のキャンペーンで西から北まで

ワタシが飛行機マニアだったらたまんないツアー



日曜日

夜、羽田からANAで福岡ナイトフライト

空港で出発待ちの時、大口開けてソフトクリームをほおばったら

その瞬間を偶然通りかかった渡辺謙さんに見つかる

数ヶ月ぶりの再会がそれ・・

ううっ



到着後、スタッフ一同と鳥料理

日曜日なのに街は遅くまで人通りが多い

食後、徒歩で川沿いのホテルに戻る

交通事故を目撃





月曜日

キャンペーン開始

KBCの生放送出演

おすぎさんに「監督しゃべりすぎよ〜もっと監督らしくしなさいっ」とつっこまれる

すいません・・・

きちんと映画紹介していただく

すいません!

ホテルで中華料理を食べながら謙さんと海外版の編集直しについて打ち合わせ

樋口可南子さんと合流

合同記者会見

RKBラジオ出演

日経新聞取材

都久志会館で試写会舞台挨拶



夜、空港に移動

ANAで名古屋ナイトフライト

初めてのセントレア空港!

夜だったが目を凝らして見回す



ホテルにチェックイン後、プロデューサー2人と「世界の山ちゃん」で手羽先

おとなしく寝る





火曜日

別ホテルにて単独取材

三重テレビ

スターキャットTV

そして歩いてNHK名古屋に

生放送「さらさらサラダ」に出演

まじめに喋っていると別場所で取材を受けていた渡辺謙さんが突如スタジオに乱入!

超びっくり!くりびつてんぎょう!(←死語)

へろへろのトークに・・・

やられたー



取材ホテルに戻り、ひつまぶし

うなぎがほどよくかたく、うまかった

ZIPFM

中京テレビと取材を受け

メーテレに移動

メーテレではなぜかありがたいことに社内のスタジオで一般の方も含めた社員試写会をやっていて

その上映終わりに3人で挨拶

客席にお世話になっているプロデューサーやらの顔ぶれが

照れくさい

その後、楽屋でメーテレの皆さんと懇談

「エリアコードドラマ」やら「加藤家へいらっしゃい」やらなつかしい顔ぶれ

局長をやってらっしゃる中学時代の同級生も・・・

ホテルに戻り

東海ラジオ取材

合同記者会見

名駅前ピカデリーに移動

ワタシの名古屋の両親家族や友人を謙さんや樋口さんに紹介

照れくさい

そして試写会舞台挨拶

ワタシとクレッシェンドナカザワ(この作品のP)、マツナガ以外は札幌に移動

上映終わりを待って

親友マツシタ氏、サカイ氏、タダキ氏

そして岸田戯曲賞作家佃氏、名古屋でものすごい動員力を誇る劇団あおきりみかんの鹿目さん

皆で栄のど真ん中で和食で会食

映画のこと、ドラマのこと(「加藤家〜」を書いてもらっていた)、年末やるつもりの堤劇団のことなどをつらつらと

深夜、タダキ氏の劇団関係者のやっているバー

楽しく夜は更け、旧交を温める

そしてまたしても徒歩でホテルに戻り、寝る







水曜日

早朝、タクシーでセントレアへ

しっかりとロケーションを確認

でかい空港だ!

チケット発券後にレストランなどある3階フロアー

外に出て滑走路を見たり

対岸の(多分)四日市(生まれた街)を見たり

朝からジャンボてんぷらそば

ANAで札幌

離陸後セントレア〜知多半島〜名古屋市の様子が眼下に

実家もくっきりびっくり

あっという間に東北上空

八甲田山〜下北半島に感動

千歳空港から苫小牧のスガイディノスの映画館

先発の皆さんと合流

道新の取材

舞台挨拶

札幌に車移動

「一徹」でラーメン

うまいうまいうまい!

これを食べさせるため東映札幌のスタッフ必死のナビ

NHK出演

HBC出演

合同記者会見

北海道新聞取材

AirG出演

東宝プラザに移動

劇場隣の海産物屋で土産

以前「恋愛寫眞」でお世話になった広告代理店のスタッフとお茶

久々の笑顔に癒され

試写会舞台挨拶

終了後すし屋に移動

バカウマ、メッチャウマ、ゲロウマ(←死語3連発!)の寿司!

涙!

千歳に移動

またまた土産

JALで羽田ナイトフライト

ふ〜



現地の方を含めた宣伝スタッフお疲れ様でした

緻密なスケジュール

おいしい食事

素晴らしかったです!

また来週、富山〜大阪〜新潟編よろしくです!





渡辺謙さん、樋口可南子さんもお疲れ様でした

何べんも何べんも一つの映画のことを飽きずに話できる・・・

そんな作品に出会えただけでも幸福なことですね

ありがたいことです



試写会をごらんいただいた皆さんもありがとうございます

取材をしてくれた皆さん

テレビラジオの皆さん

ありがとうございました!

映画「明日の記憶」

よろしくお願いします




















2006年04月28日

会社にて

会社にてこつこつと打ち合わせなど

あらためて

作品A

作品B

作品C

作品D

作品Eの準備を進めている

いつものようにドラマあり舞台あり映画ありだが

かなりの長いスパンだが早めにスタンバイ

重要なのは、脚本で、キャストで、「勢い」で・・・





昨日は歯医者で奥歯左下に詰め物をする

ずっと仮のセメントみたいなものが気色悪かったのだが

やっとすっきり

腕のいい歯医者様で、たまたま会社の近所だから通っているのだが、

いつもあっという間に終わるのだった



そして成城の東宝スタジオで

映画「トリック劇場版2」の最終チェック

夜、歩く歩く





今日は一日会社で打ち合わせ打ち合わせ

今日も歩かなきゃ












2006年04月30日

ここ数日

文化の数日

地味な打ち合わせの間にいろいろ吸収活動





武道館にてKREVAのライブ

ひょんなきっかけで行くことに

ワタシのようなおっさんでも「はじかない」堂々たるエンターティメント

ちゃんと構成されていて音楽好きを唸らせ、

しかも楽しく意外性がある

マツナガの解説付きだったのでよけいわかりやすかった

(しかしマツナガが元伝説的なラッパーというのは聞いていたが、若いダンサー達が「げっ!ガイさんじゃねーすか!リスペクト!」といわれたのはびっくりした。ちなみに《ガイ》はマツナガのMCネーム)

考えてみればラップのみのライブは初めてか?

いいカンジじゃねーか





映画「Vフォー・ヴェンデッタ」

しかしイギリスで革命映画とは・・・わからない時代やな

謎が謎っぱなしで、それは好き





SHIBUYAAXで安藤裕子ライブ

以前も同じことを思ったが、彼女のステージには「神」がいる

人から聞いたある芸術家の言葉だが

「声に勝る楽器はない」

この「真理」は彼女に、まさしく、あてはまる

コケティシュなルックスとは裏腹に

《生存を賭けて歌う》様はそれだけで、脳に来る

それだけではない

素晴らしい照明、オープニングの紗幕にはマジ涙

あらゆるロック世代を完全に唸らせるバンド

順番にメンバーのプレイを、音を、楽器を見ているだけでも生きててよかったと思った

「完璧」だ

12月はツアーに出るらしいがヤバイね

「そうだとは自覚しない神」がうろうろするのは





国立科学博物館で「世界遺産ナスカ展」

絶対に2年以内に行きたい!

CGじゃなくて本物見るぞ!という決意が固まる



その流れで博物館の常設展示

これが面白い

生物分類の解説スペースである「系統広場」はサイコー!

あらゆる生き物の関わりが目前に

飽きない飽きない

また行きたい







東京都写真美術館にて「GUY BOURDIN」写真展

ギィブルダンの写真は数枚は知っていたがここまで一堂に会すると圧巻

展示全体に圧倒され

一枚ずつに圧倒され

「ああ、ここにも神が・・・」

構図、配置、光、色彩、女、男、道具、ロケーション、テーマ・・・

全てが強烈で『写真を見ている』という距離感を失うのだった





映画「かもめ食堂」

いいですねえ、なんだか

たぶん自分とは対極にある映画なんだけど

いいなあ、このカンジ・・・とホンワカさせる不思議な力を持った作品

なんだかうらやましい時間の使い方をしてるなあ

終わって“迷うことなく”定食屋に行きました

そしてしょうが焼きにトン汁を食べました

フィンランドや、またアイスランドにも行きたくなって・・・







明日からは映画「明日の記憶」のキャンペーン再開

富山

大阪

新潟

がんばります!














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