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2005年12月 アーカイブ

2005年12月01日

12月

気がつくと12月になっている

え〜〜〜〜師走

もうすぐ長期広島ロケに出発だ〜

準備しないと・・・







昨日

午前中調布で映画「サイレン」の試写

夏から取り組んでいた作品

フィルムでスクリーンにはじめて投射された

今まではいろいろいろいろ気になって正視できなかったが

昨日は初めて「客」になれた

自分では客観的評価はもちろん出せないが

面白かった

のめりこめた

なぜか感動した・・・

スタッフに感謝である

関わってくれた多くの人々・・・

本当にありがとうございます

感謝です

直接言いたいがとりあえずこの場を借りて・・

いよいよ我々の「産む作業」を離れて「見せる」作業に移ります

ちょっと寂しいけど、いつまでも“いじって”いたかったが、時間です

ひと夏の苦労を“いいカタチ”にしたいですな・・・



皆様!来年2月

お待ちください!







そして午後、例の大泉の撮影所

あれから自炊が続いていて

石狩鍋〜沖縄そば〜カレー〜カレーうどん〜カレースパゲティ〜おでん〜ナポリタンと

助監督マルモをはじめとする“食事”スタッフはワルノリしていて

普通のビルの廊下にコンロやら炊飯器やらトッピング皿など置いて

10人ほどのダビングスタッフを喜ばせようとしている

準備を続けている「大帝の剣」チームにも振舞ったりして・・・

おかげでこのスタジオが入っている3階建ての「仕上げセンター」(すごい名前だ!何でも仕上げるぞ!という気合に満ちている)にいろんな匂いが充満し

通り過ぎる他作品のスタッフもいい迷惑なカンジだ

つーか匂いのきついものばっかりだった

これではますます堤組の評判は悪くなるではないか

「あいつら、ところ構わずだ」

う〜ん

そうかも・・・

そういうことで今夜は「手巻き寿司」「ウシオ汁」のつもり

なんにも反省してない





そんなことを書きたいのではなかった

昨日の午後は渡辺謙さんスタジオに来る

これまでの出来をチェックし意見交換

お互い今年一年、この作品に関わってきた

育ててきた

やっとトンネルを抜けたカンジだ

最終段階として「感情」を作る作業に入っている

なにしろ大島ミチルさんの音楽がすばらしい

それこそ“魔法”のように情感が増す

これまでの苦労が報われる

まだ「客」の立場には立てないが、なんだか安心できるのだった





そして同時に映画「大帝の剣」の衣装合わせやらかつらチェックやら

打ち合わせやら・・・

これはこれでやばいカンジになってきた

のりのりでっせ





23時まで悪戦苦闘、右往左往、七転八倒

たまたま衣装合わせに来ていた犬山イヌコさんとマルモとオクダイラとマツナガとキムラ(大帝チーム)とフジワラ(食事スタッフ・・うそ助監督)と吉祥寺の沖縄系飲み屋で泡盛3倍いや3杯

1時で解散

吉祥寺丸井前の空気は寒く澄み切っていて・・





そういえば時間は戻るが、そんなどたばたの中

昨日夕方、我が車が新車になった

まったく同じエルグランドライダー

少しヴァージョンアップ

ハイテク機能満載

まさに“動く部屋”

頼りにしてます

そして3年で6万キロ走った「いいおっさん一号」ありがとう!

(あっちなみに名前は“いいおっさん”号なのです、見れば理由がわかる)




















2005年12月05日

いよいよ

長い旅の始まりだ

今日は名古屋で打ち合わせ何件か

明日から映画「大帝の剣」広島ロケ突入

初めての土地

初めての瀬戸内海の空気

本格的な冬だが体調を調整しながらがんばろう



映画「サイレン」

映画「明日の記憶」

映画「トリック劇場版2」

〜の仕上げに奔走していたので準備がばたばたしていたが

(まだ終わっていない、行き来しながらやることに・・)

これで撮影に集中する

やりたいこともたくさん

大きな企画であり、初体験の事も多いが

ぐいぐいと前のめりで突っ走りたい





東京はいい天気だ

長期ロケに備え自分周りを徹底的に大掃除した

使わないものが関東ローム層のようにどんどんたまるので

どんどん捨てた

かなり身軽に・・・

車も新車

これで来年戻ってきた時にすっきりと仕事できまする

資料びっしりの環境じゃないと満足しない人もいるが(オオネ氏とか)

私は身軽なほうが好きですな

“旅人”とまではいかないが常に“必要最小限”でいたい





では出掛けるとするか










2005年12月06日

さて

朝、名古屋から広島(尾道市)に到着

雨や雪が心配だったがなんとかなりそう

いよいよ明日からクランクイン

総勢80人近いスタッフが始めて一堂に会して御祓い、キックオフの宴会

気が引き締まる

どんな日々が待っているのやら・・・







昨日は名古屋でミーティング3本

いずれもジャンルは異なるが「名古屋発の話題(作)」を模索すべくの

前向きなミーティング

今、一番景気がいい都市・名古屋

確かに街を歩くとその活気は伝わる気がする

昔から言われる「文化不毛の地」というレッテルを剥がす時が来たのかな・・・

仕事が終わってからはタダキ氏、マツシタ氏、いつもの仲間に我が社代表ナガサカ氏も加わって栄で飲み

外に出るとものすごく、体の芯に届く寒さ

霙交じりの雨







しばらくはこの地からの日記

さてコンテを書くか

早く寝て早朝からやるか

悩むところ



寝よかな・・・










2005年12月08日

天気雪

それなりの山奥で撮影

天気雪に悩まされる

天気雪・・・・

見渡す限り晴れているのだが

めちゃくちゃ寒くて

なぜか雪が降っている

不思議だ

なんて感慨にふけっている場合じゃなかった

カットが繋がらず

撮影中止

二日目にして撮りこぼし

うーん







夜、宿舎への帰り道、ある駅前に

“広島焼き”の看板発見

「おうっ広島焼きじゃけん!うまいっしょ!(なんだその方言)」

6人で座敷

ウチヤマくんにそっくりのマスターが必死で焼いて

出てきた広島焼き

一口食べて

全員「・・・・」

無言で外に出て口をそろえて

「あれ広島焼き?下北沢のと違う!昔お好み村で食べたのとも違う!」

と口々に・・・

するとメンバーの一人が

「おいっ!」と店の看板を指差す

よく看板を見ると

「広島“風”焼き」

全員「あっ・・・・・“風”」

・・・やられた





毎朝、早朝朝飯前にストレッチ&裸(全裸ではない、寒いから)ダンス

冬こそ燃焼







悲しいニュースや

おめでたいニュースがいろいろ

その中でも我が劇団の看板女優・氏家恵に長男誕生!

めでたい!







海が見える宿舎の部屋

12月の風が窓をたたく

ざわついていた心も少しずつ落ち着いてくる

寒いががんばろうと思う
























2005年12月10日

たんたんと

昼間は撮影し(今日までだが、明日から極寒夜間ロケ)

終わって風呂にゆっくり入り(一時間)

宿舎で早めに休み(なんと22時だ)

早朝暗いうちに起きて、体をほぐし(パンツダンス)

三食きちんと食べ(口内炎が痛くてうまく食べることが出来ないが)

台本を研究し(カット割りだ)

本を少し読み(ゴルゴ13を含む肩のコラナイものとか、肩のコル小説とか)

来年の作品の準備をし(いろいろだ)

テレビを見て(ニュースと天気予報と)

音楽を聴き(ピアノのソロ)

いろいろ薬を飲み(口内炎とか栄養補助剤とか)

たんたんと生きている

サイレンを撮っていた夏は“でかいバッグ二個で生きていける”と思っていたが

冬はそうは行かなかった

かなり大量の服やら靴やら電気製品に囲まれて

ケータイなんか3個もある

山間部などFOMAのつながりが悪く以前使っていたムーバを引っ張り出して使っている

それでもだめな時用に(ドコモ全滅けっこうある)海外用に昔買ったAUも持ち歩く

(バッテリーがイカレテいたのでこっちで機種変したが)

これがけっこう役に立つ

しかしPC、PCスピーカー、デジカメ、ipod・・机の上はACコードだらけ



まあそんなこんなで“巣作り”はできたがなんだか寂しい

なんといっても旅先だし

仲間はたくさんいるが

ふと一人になるとなんだか寂しいのだった

年末は都会でしたいこといっぱいあるしね

ま、でも映画を撮れることは無上の幸せ

多くの皆さんに満足いただけるよう

精一杯がんばります










2005年12月13日

徹夜二日目だったのだが

日が暮れてから、ちらほらと雪が降り

夜半になって本格的な降り

一面真っ白

幻想的で美しい光景だったが

撮影は中止

あらら

とにかく寒い

防寒下着2枚重ねにオーバーパンツ

背中、腰、腹、わきの下(これが効く)にホッカイロ

コートも2枚重ね

でも寒い

冬だもんね・・・



解散後、宿舎のスタッフルームで助監督や殺陣師の皆さん、撮影カラサワ、照明と演出助手の両キムラ(今回はキムラさんが4人!)とコンビニで買った焼酎

ほんの数杯で酔っ払い、早々に退散



明日も同じ現場で夜から

雪かきが必要だ


2005年12月15日

目の前に島

暇があれば宿舎の周りを歩く

40分から一時間

最初は寒いがだんだんうっすらと汗をかく

空気がおいしくなる

昼間は爽快だが

夜はこの辺は街灯がほとんどなくまっくら

しかし目が慣れてきて月明かりで見えるようになる

月はこんなにも明るいものか

昨夜は満月?

月が作る自分の影に「自分ではないもの」を見い出す

風もなく極端に音のない真っ暗な海岸線を歩く

湾を挟んだ遠くの丘の上に宿舎のホテルが光っている

造船所に建造されたばかりの巨大なタンカーのシルエット

綺麗だ

なんて美しい

歩き続けていると“自分の現実”をすっかり忘れる





昼間のシーンだけだと夜は宴会場でスタッフそろって食事

だいたいは鍋

昨日はチゲ鍋

なんだか小さな宴会のようになる



そして明日もがんばろうと思うのだった




ちょっとした息抜き

ちょっと時間が出来たのでマツナガやいつも撮影ベースにいる記録(オクダイラだ)や現場編集(2本目!撮ったその場で編集!何がたりないか、何が必要か、すぐわかり、役者も映画のタッチがすぐわかる)のスタッフ達と、なんとドライブ

尾道からしまなみ海道(本州と四国をつなぐ素晴らしい海の道)で島伝いに生口島へ

観光ガイドで「たこラーメン」の写真を見てどうしても食べたかったからだ

ごく普通の塩ラーメンにスシネタのようなたこの切り身が数枚

シンプルで郷愁を誘うレイアウト

海道を降りて海岸線に沿って目指す古い商店街へ

まさに瀬戸内海の島といった風情の古い町並みに感動

しかしなぜかこのあたり一帯が木曜定休の店が多く

目指していたお店も休み

がっかり

そのまま商店街をそぞろ歩く

すると開いているすし屋にたこラーメンののぼり発見!

さっそく寿司とたこのてんぷらとラーメンを頂く

う、うまい!

狙い通りのビジュアルと味

堪能

隣の乾物屋で撮影の合間に現場のストーブで焼いて食べるように大量のたこの干物などを購入



そのまましまなみ海道に戻り四国方面

今治市に入ったところでUターン

渦潮を見たかったが高い橋の上からでは見えず

かわりに大きな虹

帰りに生口島でみかんをまたまた現場用にダンボール一箱購入



そして因島の「YAMATOロケセット」横から(ここも定休日)フェリーで尾道

初めて訪ねる尾道

その都市の様相がわかった瞬間から

多くの文学者や映画監督が魅了されていったワケがわかった

世界でも有数の美しいロケーションだ

素晴らしい街だ



とりあえずロープウェイで街を俯瞰することに

その前にロープウェイの入り口に我が社のスタッフの一人がいわく“ありえないうまさのワッフル”があるということで行ってみる

「茶房こもん」

マスターが映画のスタッフだった方でアポなしでも歓待していただく

ワッフルうまい!

いままであまりワッフルがうまいと思ったことがなかったが

ここのはほんとうにうまい!

アイスクリームと組み合わせたものはまさに“ありえない”



そのままロープウェイで山の頂上へ案内していただく

素晴らしい夕陽と遭遇

そして尾道の全てを俯瞰

風は気持ちよく目はうれしい



帰りは歩いて下山

山にへばりつくような特徴的な千光寺

文学の道

すっかり日が暮れる

先日ちょっと失敗したお好み焼きのおいしい店を紹介して頂くべく店に戻る

木曜定休原則はここでも

やっと一軒発見

袖摺りあったマスターの歓待ぶり大いに感動し感謝し別れる

すっかり尾道の印象は最高になっていて・・・



ちょっとレトロな商店街を歩き

ライトアップされた対岸のガンダムのような造船クレーンに驚きつつ

紹介されたお好み焼き

これも偶然だったのだが「トリック」が大好きというマスターの作る巨大な広島“風”お好み焼きは食べ疲れた今日一日を締めくくるおいしさ!



しかしラーメンとてんぷらと寿司とみかんと(めいっぱい試食したのだった)ワッフルとお好み焼きと焼きソバ・・・子供か

反省である





宿舎に戻り

必死でストレッチとダンスで汗を流す

勉強もたまっている

反省である



でもなんだか本当に“癒された”

ちょっとした息抜き
























2005年12月18日

雪雪雪

昨夜はまたまた撮影中に雪が降り出して

あっという間に一面真っ白

ラスト1カットだったのでなんとか切り抜けたが

ロケ現場と宿泊施設への移動

そして今朝の移動が大変なことに

何しろ昨夜はノーマルタイヤの車は路上でつるつると立ち往生

路線バスが坂道で困っている

たまたま我が車(つっても福山ナンバーのレンタカー)はスタッドレスだったので

かなりの坂道も平気

今も(AM8:30)出発時間の変更待ち

車両部(部隊の移動を請け負うプロ運転手集団)と制作部(撮影全体の進行を司るプロ集団)がチェーンやらスタッドレスタイヤやらを手配、あるいは動ける車でピストン輸送かを論じ合っている



いつもこの辺はこんなに雪が降るのだろうか

いや

今年は絶対に異常気象

聞くところによると今年の平均気温は歴史的だったと聞く

その反動か

地球温暖化で世界中が未曾有の気象の変化

その一端を実感しているのか

地球なんて小さい天体だからね





さて顔でも洗って

準備するか




2005年12月20日

冷蔵庫

今日は比較的暖かかったが

基本的には冷蔵庫の中で撮影しているカンジだ

スーパー防寒シフトにもすっかり慣れ

仕度時間も短縮できるようになった

(でも起きてから一時間かかります。食事すると90分)



今回は何度も何度も“濃いシーン”がやってくるのだが

そろそろそんな“濃いシーン”の連続になりそうだ

クリスマスも多分冷蔵庫みたいな平原や山中で大勢の人間が・・・

あー因果な仕事である





東京の事務所から大量の郵便物が届く

見てるだけで1時間

眠い眠い




2005年12月23日

なんとか

雪の合間をかいくぐり

急遽場所変更したり

いろいろしながら撮影は続く



世の中はクリスマスやらで連休

相変わらずそんな年末の世相とは無縁で・・・

明日は現場でケーキでも配ろうかな

そういえば記録のオクダイラの実家(宮古島)から沖縄ソバが百食届いた

クリスマス&沖縄ソバってか



現場編集したものをDVDでみる

反省点だらけ

思えば一番最初の客はオレか・・・

客観性のない客だ



明日以降も寒そうだ

明日から山場の連続





まあみなさん、よいクリスマスを!












2005年12月27日

そろそろ空趣味か

たまりにたまった空趣味を年内に放出せねば・・・





24日

早朝から撮影

しかも現場の田んぼが雪で一面真っ白

皆で雪飛ばしをしていたら、また吹雪・・・

せっかくあらわれた「地面」が真っ白になっていく

うー

ホワイトクリスマス・・・



しばらく待って雪が止む

そしてまた雪飛ばし

今度は快晴に



そしてがしがし撮影

飛んだり跳ねたり吼えたり

当然予定を消化できず夕方

4時半にはもう夜近い照度



終了後スタッフ用に自腹で買ったシャンパンを暗闇で配る

(昼間にマツナガに買いに行かせた)

女性にはZIMA一本づつ

ちょっとしたクリスマス気分



宿舎に戻り

少人数のスタッフや俳優さんたちと慎ましく飲み

早めに就寝





25日

昨日の続きの田んぼ

今度は“霜”

天気晴朗なれど風強し

がんがんと呼ばれる炭コンロで霜を溶かす

それを待っている間

一人で霜柱を踏んで歩く

なんともいえない懐かしい音

子供の頃、校庭で聞いた音・・・



がしがしと撮影

でも昨日からの遅れは取り戻せず

取りこぼし、後日回し

あーあ



夜、宿舎の部屋で「トリック新作スペシャル」の「やむ落ち」のコメント録り

キムラとオクダイラと盛り上がり

夕食に遅れる



少人数の俳優と飲み

ちょっと盛り上がる



26日

早朝よりオープンセットで撮影

飛んだり跳ねたり、落ちたり・・・

楽しい楽しい

しかし夕方までに終え

そのまま徹夜で大人数のナイトシーン

先ほどまでかかって予定消化せず

3日連続の徹夜になりそう

これから寝て(今は6時30分)

昼に起き

体を鍛え、現場に行こう



こうやって旅先で年末

なんだか不思議な気分

例年は劇団の稽古

必要最小限の年末

なんだかいろいろ「向き合える」





空趣味 放出しますよ

明日かあさってね






2005年12月30日

さよなら2005

個人的な作業を除いて今年の仕事は終わり

年末年始はいつもは芝居をしているので

なんだか数日のインターバルがあっても

どうしていいものやら

まとめたり書いたり、やらねばならないことはたくさんある

ひたすら自分と向き合うか

新年明けてすぐ撮影だし・・・



今、目の前で、今日の陽が暮れた

久々にじっくりと日の入りの一部始終を見る

音もなく「しまなみ」の西の果てに沈んでいく太陽

残り火のような“赤”がじんわりと濃くなり・・・

ひたすらシャッターを押し続ける



作品の撮影が続いており

越年で準備をしているスタッフもいるので

あまり浮かれるわけにもいかないが

今年一年を振り返ってみるのもいい







今年は新年を武道館・藤井フミヤコンサートの演出で迎えた

そしていつもの中目黒の劇場で劇団公演

終わってすぐ名古屋に行きドラマ「加藤家へいらっしゃい!」DVD用の特典映像を懐かしい実家の近辺で撮影

ドラマ「巷説百物語」を京都で撮影

ドラマ「ホテルサンライズ」を成城のスタジオで撮影

「MCU PV」を都内で撮影

演劇「理由なき反抗」を都内、大阪で公演

スペシャルドラマ「トリック新作スペシャル」

映画「トリック劇場版2」を八丈島、埼玉などで撮影

「藤井フミヤ PV」を都内で撮影

映画「明日の記憶」をさまざまなロケ地、スタジオで撮影

演劇「電車男」を新宿、各地で公演

映画「サイレン」を八丈島などで撮影

怒涛の仕上げ期間の後

映画「大帝の剣」現在も撮影中



作品の本数はどうでもいい

重要なことは自分の満足度

(もちろん商品としての結果はもっと重要だが・・・それはプロとして)

そういう意味では今年の作品は結果の出てないものは多いが

“いいカンジ”だったと総括できる

オーダーしてくれた皆さんに感謝である



何歳まで演出家が出来るかわからないが

確実に今後の10年間の「新たな出発点」になる一年だったようだ

(10年の区切りに意味はない、ゴロがいいので)

新たな仲間が増え賑やかになったし





個人的には

怒りっぽくなった(おじさんはトラブルが好きだからね)

酒を飲むようになった(目覚めた)

かってない運動量で体重が減った(まだまだもっともっとだな)

本を読む量が減った(眼が弱くなってね、週に一冊か二冊)

極度に煙草が嫌いになっている(いいんじゃない)

ipodにハマっている(70年代の曲ばかりだが)

ホッカイロ(張るヤツ)が手放せない(けっこう暖かくても)

金髪を続けている(どーなんだ)

宝くじに外れ続けている(いや、年末ジャンボはキター!に違いない、売り場のおばちゃんが“呼んでた”からな・・間違いない)

とにかく50歳になった・・・





来年は笑っていたいです

つーかいつも笑っていたいです

つらければつらいほど

苦しければ苦しいほど

「ヤバイ時代」になりそうだから

笑っていたいです





次の日記は来年に

読んでいただいている皆さん、いつもコメントを書いていただいている皆さん

ありがとうございます!

スタッフ、関係者のみなさんお世話になりました!

よいお年を!

いい新年を!






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